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「今シーズン最も活躍すると思う阪神のバッター」ランキング!3位「大山悠輔」、2位「近本光司」を抑えた1位は?【プロ野球ファン144人に聞いた】

  • 2024.4.9
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写真:PIXTA

ドラフトで獲得した選手が順調に成長している阪神タイガース

日本一を獲得した昨シーズンのスタメンを見ても、外国人選手を除いた野手は全員が生え抜きの選手でした。年齢的にも20代前半~30歳前後と若い選手が多いのが特徴です。

そんなチーム状況もあってか、今シーズンに向けて大きな補強はなし。昨年秋のドラフトで指名した野手も高校生が二人とこちらも育成に重きが置かれるでしょう。よって、2024年のスタメンは昨年とほぼ同じメンバーが予想されますが、まだまだ伸びしろを残している選手も多く、今季はさらにパワーアップした打線が期待できそうです。

そこで今回は阪神タイガースのバッターに注目。全国のプロ野球ファン144人に「今シーズン最も活躍すると思う阪神のバッターは?」というアンケートを実施、ランキングを作成しました。本記事ではその結果をご紹介します。

なお、「活躍」の定義は記録や数字、またそれ以外の数字に表れないプレーなど投票者に委ねていますので、投票理由も多岐にわたります。

一体、誰が「今シーズン最も活躍すると思う阪神のバッター」に選出されるのか。投票結果を見てみましょう。

【第3位】大山悠輔(12票)

第3位に入ったのは大山悠輔選手です。

昨季は金本知憲氏以来となる全試合4番打者として出場。自身初となる最高出塁率(.403)のタイトル獲得に加え、ベストナインとゴールデングラブも受賞し、日本一を獲得したチーム同様、充実シーズンを送りました。

2023年シーズンに選んだ四球は過去最高となる99個。岡田彰布監督が提唱する四球を得る重要さを理解し、打席では献身的な姿を披露。凡打でも一塁への全力疾走を欠かさない姿勢も高く評価されており、従来のホームランか三振の二択である4番とは異なった新しいタイプの4番を確立しています。

もちろん長打力も魅力。昨年は19本塁打と前年を下回りましたが、2020年シーズンは28本を放っており、同年にホームラン王を獲得した巨人の岡本和真選手に3本差まで詰め寄ったこともあります。満塁での勝負強さも光り、打点は毎年70~80台をコンスタントに記録。2024年シーズンは打点をさらに上げることを目標にしており、内野ゴロや犠牲フライなど打点のバリエーションを増やしていきたいと語っています。ポテンシャルからすれば3割30本100打点は充分に達成可能であり、今季も猛虎打線の主軸として活躍が期待される選手でしょう。

勝負強いバッティングと、選球眼の良さ、総合的に考えると大山選手が1番優れていると思うから。(30歳・男性)
阪神の四番の大山選手は昨年最高出塁率を取る活躍でしっかりと四球が選べる様になりました。そこに今年は持ち前の長打力で3割30本を期待したいと思います。(39歳・男性)
岡田監督が昨年よりチームのレベルを上げると言っており、タイトルを狙うことを推奨されているので、大山は積極的にホームランを狙いに行くと思われる。よって、昨年の19本よりも大幅に打ちまくると思うから。(64歳・男性)

【第2位】近本光司(28票)

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提供:産経新聞

第2位にランクインしたのが近本光司選手です。

チーム不動のトップバッターとして打線を牽引。昨年は日本シリーズでMVPに輝くなどチームの日本一に大きく貢献しました。2年連続の日本一に向けて欠かせない選手です。

昨年のリーグ成績は129試合に出場し打率.285、8本塁打、54打点、28盗塁。2年連続4度目となる盗塁王に加えて、3年連続でゴールデンクラブとベストナインを受賞。走攻守にハイレベルな活躍を見せるチームリーダーは、今や球団の顔にまで成長しました。

高校と大学では投手を務めていただけあり、身体能力は抜群。特に50mを5.8秒で走る快足は球界でも屈指です。ルーキーイヤーの2019年に36盗塁、翌2020年は31盗塁を決め、プロ野球史上二人目となる新人からの2年連続盗塁王に輝いています。盗塁の成功率も年々向上し、昨シーズンの盗塁死はわずかに3個。一年目に7割ほどだった盗塁成功率は9割まで上がりました。

打率3割を超えはこれまで1シーズンだけですが、それ以外のシーズンは全て2割7分以上であることをふまえると大崩れしないタイプと言えます。バットコントロールの良さから以前は3番打者として起用されることもありましたが、岡田政権では1番で固定。リーグ優勝へのキーマンを今年も先頭に置くことが予想されます。

攻走守全てがハイレベルだからです。打撃はチャンスメイクできるだけでなく、ランナーも返せる勝負強さがあります。走塁は最短で回れるような走り方をしており、盗塁技術はクセを見抜く上手さがポイントです。守備ではセンターで堅守でありながら守備範囲の広さも誇り甲子園に相応しい守りを体現しています。(32歳・男性)
阪神がずっと欲しかった、センターを守れて長打力のある選手。12球団どこでもレギュラーを取れ、毎年安定した成績を残している。今年は、チームは連覇して、彼にはMVPを取ってほしい。(50歳・男性)
盗塁で活躍している近本ですが、昨シーズンではここぞというときに打って繋いでくれた印象で終わっているので期待大です!(29歳・女性)
長打力はあまりないが、走攻守3拍子揃ったバッターであり三振も少ないので、クリーンアップ前に塁に出てチャンスを広げる確率が最も高い選手だと思うため。(57歳・男性)

【第1位】佐藤輝明(71票)

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提供:産経新聞

全回答者の約半数となる71票を獲得し、堂々の1位に輝いたのは佐藤輝明選手でした。

2020年ドラフトで1位入団した佐藤選手は3年目を迎えた2023年シーズン、自己最多タイに並ぶ24本塁打をマーク。入団から3年連続で20本塁打以上を打ち、NPBの左打者としては史上初となる快挙を達成します。新人から3年間の通算本塁打68本は球団最多で、打点92も生え抜き選手としては13年ぶりと多方面に記録を残す年となりました。

3年前に近畿大学から鳴り物入りで入団しましたが、期待を裏切らない活躍を続けています。187cm96kgの堂々たる体躯から放たれるスイングは豪快で、過去の試合では推定飛距離140m超えの場外ホームランを飛ばしたこともあります。2年前に11盗塁をマークした走力や遠投100mの強肩も魅力ですが、今季は課題である守備のレベルアップを図っており、春季キャンプでは計8時間以上にもおよぶ特守に挑戦。その効果もあって、オープン戦ではサードの守備で好守を連発しています。

また、昨年12月に渡米し、最先端のトレーニング施設「ドライブライン」を訪れ動作解析をおこなうなど自身の課題を探求しました。球を捉えるポイントを従来よりも前に設定するなどメジャーの打者を参考にして新フォームにも着手しています。

チームにとっては貴重な左の大砲。4年目となる今季も中軸に座ることが確実ですが、OBの掛布雅之氏や岡田彰布監督以来となる生え抜き選手のホームラン30本に期待が集まります。

ルーキーイヤーから活躍していて選球眼などの部分が着実に成長しているのを感じるので、今年は長打力を活かしたホームラン王争いをするような活躍に期待したいです。(39歳・男性)
プロ野球の世界にも慣れ、群を抜く飛距離を誇り、持前の長打力を発揮。ホームランを量産、打点の多さとともにチームの勝利に貢献すると思うため。(58歳・男性)
圧倒的な飛距離を誇るパワーヒッターであり、どのコースに投げても簡単にスタンドまで運んでしまうからです。(41歳・女性)
NPB史上初の左打者で新入団1年目から3年連続で20本塁打以上を記録しており、4年目の今シーズンは記録の更新だけではなく30本以上も期待されている。(53歳・男性)
入団当初から本塁打を打つ能力は安定していたが、走力と安打力が上がってきたことで出塁率も上がり、全体の能力が年々高い水準にまとまってきていると思うため。(26歳・男性)

4位以下の選手とコメント

森下翔太(12票)

昨シーズン終盤に驚異的な勝負強さを発揮したので、その調子で今シーズンもポイントゲッターとして打点を稼いでくれそうです。(38歳・女性)

前川右京(7票)

キャンプで活躍し、昨年は経験を積んだので、一気の覚醒でベストナインは狙える成績を取ってほしい。(32歳・男性)

中野拓夢(6票)

昨シーズン最多安打とGG賞を取り過去には盗塁王も取った事のある走攻守揃った彼はとても活躍すると思います。WBCでは怪我をした守備のスペシャリストに代わり代表遊撃手も務めたのですがチームでは二塁手にコンバートされたので対応に大変だったでしょうに打撃もおろそかにならず打撃のタイトルを取るほど活躍しました。今年もやってくれると信じてます。(38歳・男性)

結果はこちら

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TRILL作成
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TRILL作成

昨季の日本一に貢献した主力選手がずらりと登場。トップ3はいずれも「ドライチ」の選手です。

その中でもチームの主砲・佐藤輝明選手が2位以下を大きく突き放す71票を獲得。新人から3年連続で20本塁打以上をマークする活躍を見せており、今やチームに欠かせない存在になりました。今シーズンは自身最高となる30本塁打に期待です。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査対象:全国の10代~70代
有効回答数:144

※記載している回答は原文ママ

※2024年4月8日時点での情報です。記事内の画像はイメージです。

※敬称は「選手」で統一しています。

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