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【30→92→22→11→21→11→18→22】この歴代背番号はだれ?2つ目の番号は名前にちなんで着けた!?

  • 2024.3.28

【問題】この歴代背番号はだれ?

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TRILL作成

プロ野球の各球団には、特別な意味を持つ背番号、スペシャルナンバーが存在します。スター選手が輝きをもたらしたその番号は、次世代の選手へと受け継がれ、脈々と系譜が築かれていくのです。

とある球団には、背番号「22」を特別な意味を持つスペシャルナンバーへと成長させ、絶対的守護神として君臨し続けた投手が存在しています。

では、「22」を価値のある番号へと昇華させ、手元で急激に伸びる球で数々の強打者を討ち取った投手をご存知でしょうか?この選手が誰なのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント

・1998年に阪神タイガースに入団しました。

・入団当初は背番号「30」を着けていました。

・2006年シーズン途中からクローザーに定着。

・キレのある豪速球「火の玉ストレート」で有名。

正解は...

藤川球児 選手でした!

1980年生まれ。高知市立高知商業高等学校から、1998年にドラフト1位で指名され、阪神タイガースに入団しました。背番号「30」でキャリアをスタートし、2002年には「92」に変更されることが発表されました。公式では、新たなスタートを切る意味合いや「きゅう(9)じ(2)」の語呂合わせとして説明されましたが、藤川選手自身はこの変更に対して「もし背番号が変更されていたら...」と不安を感じていました。

背番号の数字が増えるということは、一般的にチーム内での序列が下がることを意味し、トレードや戦力外通告といった可能性が高まります。ちなみに、「30」は久保田智之選手が2002年のドラフトで指名された際に使用され、後に球界で成功を収める2人の間で背番号が行き来することになりました。

2005年シーズンからは、のちに阪神タイガースのスペシャルナンバーの一つとされる「22」を着け、ジェフ・ウィリアムス選手、久保田智之選手とともに勝利の方程式「JFK」を形成。80試合に登板し、チームの優勝に貢献します。2006年シーズン途中からクローザーに定着し、以降、絶対的守護神の地位を揺るぎのないものとしていきます。

2007年シーズンは、日本記録となる46セーブを記録。2011年にはNPB史上初となる100ホールド&100セーブを達成し、2013年にMLBのシカゴ・カブスに移籍。ここで背番号が「11」になりました。2015年にプレーしたテキサス・レンジャーズでは背番号「21」を、四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスでは背番号「11」を着けました。

2016年に古巣阪神タイガースに復帰。背番号「18」を着け、主に中継ぎとして活躍し、2017年から2020年の引退まで、背番号「22」を着けました。

最速150キロ中盤のストレートが最大の武器で、打者の手元でホップするように浮き上がることから、「火の玉ストレート」と称されました。抜群の球威で並み居る強打者を手玉に取った、球史に残る大投手です。


※情報は3月22日時点のものです。
※背番号歴は選手の現役時代のみを記載しています。
※現在現役・引退をした選手に関わらず敬称は「選手」「投手」で統一しています。

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