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【47→21→47→55】この歴代背番号はだれ?26年間「47」を背負い、左腕の象徴にした大投手

  • 2024.3.22
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【問題】西武に在籍していた選手でこの歴代背番号はだれ?

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TRILL作成

プロ野球選手やファンにとって、特別な意味を持つ背番号。各球団にはスペシャルナンバーが存在し、スター選手や、活躍が期待される選手がその番号を背負います。

スペシャルナンバーは1桁や10番台の数字が多い中、背番号「47」は多くの左腕が着ける珍しい番号となっています。「47」を特別な番号に押し上げ、輝きをもたらしたのは、1人の大投手の活躍によるところが大きいでしょう。

「47」をスペシャルナンバーにした伝説の左腕。この選手が誰なのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント

・1981年に西武ライオンズに入団しました。

・1986年シーズンに11勝を挙げました。

・1991年シーズンにキャリアハイとなる16勝をマーク。

・29年の現役生活で通算224勝を挙げました。

正解は...

工藤公康 選手でした!

1963年生まれ。名古屋電気高校(現:愛工大名電高校)から、1981年にドラフト6位で指名され、西武ライオンズに入団しました。背番号「47」でキャリアをスタートし、1985年シーズンに先発ローテーション入り。1986年シーズンに初の2桁勝利となる11勝を挙げます。

1987年シーズンは15勝を挙げ、シーズン最多となる23完投をマーク。最優秀防御率、最高勝率、ベストナインのタイトルを手にしました。1991年シーズンはキャリアハイの16勝を記録。1992年シーズンは11勝をマークし、チームのリーグ優勝、日本一の原動力となりました。

1993年シーズンは15勝をマークし、最優秀防御率、最高勝率、ベストナイン、MVPを獲得。1994年も11勝の好成績を残し、シーズンオフにFA権を行使し、福岡ダイエーホークスへ移籍。背番号を「21」に変更しました。

1997年に背番号を「47」に戻し、2000年からは活躍の舞台を読売ジャイアンツに移します。円熟味の増した投球術で、2005年に11勝をマーク。42歳3ヶ月という、最年長2桁勝利記録を打ち立てました。

2007年に移籍した横浜ベイスターズでも背番号「47」を着け、2010年に埼玉西武ライオンズに移籍。背番号「55」で29年の現役生活の幕を下ろしました。29年間の現役生活のうち、実に26年間を「47」で過ごし、積み重ねた勝ち星は224。日本シリーズには14度出場し、その大舞台ではすべて背番号「47」をつけ、左腕の象徴にした大投手です。


※情報は3月15日時点のものです。
※背番号歴は選手の現役時代のみを記載しています。
※現在現役・引退をした選手に関わらず敬称は「選手」で統一しています。

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