『令和の考え』を嫌う上司。モヤッとする“固定観念”に呆れた…。

とある男性が勤める会社には、今どきの便利な時代にそぐわない考えの部長がいました。ある日、取引先にメールを送ろうとすると…？

部長の考え

取引先に送る提案書。若手社員がメールでサクッと済ませようとすると、部長から注意されてしまいます。

部長いわく「ハンコ押して郵送するのが礼儀ってもんだ」とのこと。しかし電子化が進んでいる現代。郵送してるのうちくらいでは？と思いつつ、上司の指示なので従います。

印鑑をお願いして数時間後。回収しに部長のもとへ行ってみると、ガサゴソとデスクの上の書類を漁りはじめました。そこには山のように積まれた紙、紙、紙…！全部印刷するからだよ、と心の中で思わずにはいられません。

挙げ句の果てに部長は「誰かに提案書預けたよな？」と人のせいにしはじめたのです！絶対自分が無くしただけだろ、と冷めた目でその様子を見ながら、部下の男性は再度書類を印刷したのでした。

メールや電子サインにしておけば、すぐにアクセスできて楽なのに…！アナログの紙へのこだわりがものすごくある上司なのですね。ただ、その日に渡した書類すら管理できないなら、電子化したところでフォルダやデータが行方不明になってしまうかも？そう思うと、今のやり方で乗り切るしかないのかもしれませんね。

作画：青木ぼんろ（@aobonro）

※本記事は媒体独自に募集した体験談を元に構成しています。