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【社会人の気遣い】職場でのバレンタイン。注意するべき“5つのポイント”とは?

  • 2024.2.13

2月14日はバレンタイン。今年は平日で「職場のバレンタイン、どうしようかな?」と、迷われている方も少なくないかと思います。筆者が秘書として勤めていたころは、女性から男性に自分の気持ちを込めてチョコを贈るイベントとして認識されていましたが、最近は「義理チョコ」の在り方にも変化があるようです。

今回は、職場やオフィスでチョコを贈る際に注意するべき5つのポイントをご紹介。もし会社でチョコを贈るのであれば、ぜひ参考にしてくださいね。

POINT1:高価なものは控える

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出典:PIXTA

職場の方に贈る際は、感謝の気持ちを表すためとはいえ高価なものを贈ることは控えましょう。贈られた側からすると、お返しの負担になってしまう可能性があるため、相手に負担をかけない気遣いも大切です。だいたいの金額の相場としておすすめなのは、1人あたり500円~1,000円程度。この範囲で送るとお互いに気持ちよく楽しめると思います。

POINT2:公平にする

職場でバレンタインのお菓子を贈る場合には、全員に公平に贈ることも重要になってきます。そのため、チョコの個数や贈り忘れがないかの確認はするようにしましょう。贈られた方と贈られなかった方がいると、不要な憶測を生み、今後の付き合いに影響が及ぶこともあるかもしれません。大人数の場合には、チョコの詰め合わせを部署やフロアごとに用意する方法もおすすめですよ。

POINT3:市販のものを選ぶ

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出典:PIXTA

職場で手作りのものを贈るのは、「重い印象がある」「お返しに困る」などの意見があったり、人によっては他人が作ったものを食べるのが苦手な方もいるかもしれないので、避けましょう。市販されているものを購入して贈る方が、受け取る側も気持ちよく受け取ることができます。

また特にお世話になった上司や先輩に、他の方に贈るチョコより高価なものを選ぶのは、あまり好ましくありません。価格に差をつけることによって、もらった方同士に気まずい思いをさせてしまう可能性があるため、避けた方が無難です。

POINT4:業務時間外に配る

贈るタイミングは、基本的に業務時間外がマナーです。

バレンタインは業務に関係がないため、チョコを贈るタイミングにも配慮が必要です。業務中に渡してしまうと業務に充てられる時間が減る可能性があったり、受け取る側の業務を中断してしまう恐れもあるので、相手にも周りにもいい印象を与えません。朝の始業前や昼休みに渡すのがおすすめです。

POINT5:同僚や先輩に事前相談する

職場で贈るかどうかは、前もって同僚や先輩と相談をしておくのも一つの手。

職場で一番大事なマナーは、職場の慣習に従うこと。バレンタインに対する考え方は人によって違うため、渡さないつもりの方がいる可能性があったり、会社として“やらない”という暗黙のルールがある可能性もあります。また毎年、みんなでお金を出し合って贈っている場合もありますので、まだ入って間もない場合は同僚や先輩に声をかけ相談してみましょう。

マナーを守ってバレンタインを楽しもう!

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出典:PIXTA

職場でバレンタインのお菓子を贈ると決めた場合には、職場のルールに従うのが、社会人としての気遣い。日ごろの感謝の気持ちを伝える機会として、無理なくできる範囲で楽しんでみてくださいね。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です
※記事内の画像はイメージです
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。