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意外と気づいていない?【節分】豆まきの正しいルールを解説します!

  • 2024.2.3
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出典:PIXTA

24年2月3日(土)は節分の日。節分では、豆まきをし終わったら、豆を食べる方も多いのではないでしょうか。

では、食べる豆の数はいくつ食べたらいいのでしょうか?「年齢の数と聞いたことがあるけど違うの?」「満年齢、それとも数え歳なのかよく分からない」「年齢より1つ多く食べるって聞いたことがあるけど…」など、いろいろ疑問が思い浮かんだと思います。

そこで今回は、節分で食べる豆の数について、基本的なことを紹介していこうと思います。ぜひ豆まきのおともに、読んでみてくださいね。

食べる豆の数は、いくつ?

数え歳か、満年齢か悩まれる方も多いかと思いますが、現代では厳格な決まりはなく「どちらでもかまわない」です。

最近では「歳の数だけ豆を食べる」が主流になってきているそうですが、もともと昔は、1月1日に全員が年齢を重ねるという考え方に基づいて、数え歳の分を食べる習わしがあったそうで、「今の年齢にプラス1つ」する数え歳で豆を食べるのも正解な考え方と言えるでしょう。

なによりも「来年も健康で幸せに過ごせますように」という願いを込めて、いただくことが大切です。

豆まきの豆は、どんな豆でもいいの?

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出典:PIXTA

節分で使う豆の種類は、「炒り大豆」を使うのが一般的と言われています。しかし、地方によっては「落花生」を使うところもあるそう。節分の時期の北国は雪が降り積もっている関係で、落花生であれば、炒り大豆に比べて雪の中でも探しやすいという理由や衛生面を考慮したからなんだとか。友人やパートナーと豆の種類について話してみるのも面白いかもしれませんね。

一般的に「炒り豆」を使うのはなぜ?

豆まきには炒り豆を使うのが一般的ですが、なぜ生の豆ではなく「炒り豆」を使うのか、不思議に思ったことはありませんか?

節分の豆には、“鬼払い”や“厄除けの願い”が込められているため、生の豆をまき、拾い忘れた豆から芽が出ると縁起が悪いと考えられたことから、芽が出ないように炒った豆を使うようになったそうです。

料理などに入れて食べても◎

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出典:PIXTA

年齢の数だけ食べたいけれど、歳を重ねると食べ切るのが辛いという場合もありますよね。その場合には、炊き込みご飯にして食べたり、料理などに入れて食べるのもおすすめです。節分に食べる豆の数に、厳格な決まりはありません。食べる豆の数にとらわれず、新しい年の無病息災を願って、節分を楽しんでくださいね。

 

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ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。