「何に見える？」あなたは“没頭しやすい人か”がわかる心理テスト

2024.4.26

周りのことが見えなくなるくらい、一つのことに集中している状態を没頭と言います。没頭することがストレス発散につながるという人もいるくらい、人生を生きやすくするために、とても大切な行為の一つではないでしょうか。ただ、自然と没頭できる人もいれば、なかなか没頭することが難しい人もいます。あなたは“没頭しやすい人か”探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.たわし

2.横向きのしゅうまい

3.まな板

4.風船

1.たわしに見えた人は「没頭しやすい人」

図形がたわしに見えた人は、没頭しやすい人かもしれません。あなたは自分が好きなことではなかったとしても、没頭できてしまう人ではないでしょうか。例えば、窓拭きを始めたら、それに没頭してしまい、窓も心もスッキリしているということが普段からありそうです。特に意識しなくても、すぐ没頭できるのではないでしょうか。

このタイプの人は、集中力が高く、目の前の一つのことに集中し続けるということを得意としていそうです。何かをやり始めると、周りの声が聞こえないくらいのめり込んでしまいがちなのではないでしょうか。「何回も呼んでいたのに」と文句を言われて、驚いてしまうことも多そうです。

特に掃除などの単純作業は、没頭しやすいのではないでしょうか。あなたの中で満足がいくまでは集中が途切れず、時には寝食も忘れてしまいかねません。元々ストレスを感じやすい繊細さのある人ですので、そうやって没頭することでバランスを取っているのではないでしょうか。あなたにとって没頭する時間は必要不可欠なようです。

2.横向きのしゅうまいに見えた人は「没頭しない人」

図形が横向きのしゅうまいに見えた人は、没頭しない人かもしれません。あなたは自分が好きなことであっても、なかなか没頭するところまではいかないのではないでしょうか。すぐに気持ちが逸れてしまい、集中することが難しいかもしれません。むしろ同時並行でたくさんのことを進める方が向いているでしょう。

このタイプの人は、飽きっぽく、一つのことをずっとやり続けるのが好きではない人でしょう。何かをやり始めても、すぐ別のことに気を取られてしまうことが繰り返されていそうです。集中しているように見えても、耳は周りの人の話している内容などにアンテナを向けているのではないでしょうか。

少しでも刺激があると、そっちに気持ちを引っ張られる人ですので、没頭したい時にはできるだけ刺激のない場所であることが必須ではないでしょうか。また自分が好きなことであれば、多少は没頭できるかもしれません。それでも長くは没頭できないかもしれませんが、やってみると意外とスッキリするのではないでしょうか。

3.まな板に見えた人は「あまり没頭しない人」

図形がまな板に見えた人は、あまり没頭しない人かもしれません。あなたは自分が好きなことであれば、なんとか没頭することができるかもしれませんが、基本的に没頭することが苦手な方ではないでしょうか。没頭していても、ふとやらなければならないことが気になってしまい、気もそぞろになっていそうです。

このタイプの人は、効率よく物事をこなしていきたいという気持ちが強い人でしょう。そのため、常に段取りを考えており、なかなか目の前のことに集中することができないかもしれません。集中しているように見えても、これが終わったら次は何をするか、どの順番でこなすと早いかなど常に頭は働いているのではないでしょうか。

そのため、家の中や職場などやることが次々と出てくるようなところでは、没頭は難しいかもしれません。すぐ、やらなければならないことが気になってきてしまい、気持ちが続かなくなるでしょう。没頭したいのであれば、習い事やワークショップのように、それをやる時間が区切られている方がよいかもしれません。

4.風船に見えた人は「やや没頭しやすい人」

図形が風船に見えた人は、やや没頭しやすい人かもしれません。あなたは自分の好きなことは何時間でも没頭してやっていることができる人ではないでしょうか。ただ、なんでも没頭する人ではなく、特に好きではないことは、すぐに飽きて放り出してしまいがちかもしれません。

このタイプの人は、気分屋でマイペースなところがありそうです。ルーズなところもありますので、やるべきことをそっちのけで、好きなことに没頭してしまっていることも結構多いのではないでしょうか。気がついたら時間がずいぶん過ぎてしまっており、やるべきことが終わっていないことに焦るというパターンになりがちかもしれません。

おそらく周りからは「もっと他のことに没頭できたら伸びるのに」と言われることが多いのではないでしょうか。ただ、好きこそ物の上手なれという言葉通り、あなたは好きなことに関しては、かなり極めていそうです。没頭しやすいことを職業にすると、よい仕事ができるのではないでしょうか。ただし、日常生活がままならなくなる可能性はありそうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。