「都内で暮らしてみたいけど、家賃が高くて住めそうにない…」「新しい会社が都内の企業だったから引っ越したけど、乗換なしで通える駅は家賃が高い…」
東京、特に23区は交通網が発達し便利である一方で、御存知の通り国内でトップクラスに家賃が高い地区です。
しかし、東京駅まで乗り換え不要で通える「JR中央線内」には家賃が安く、東京駅まで約1時間で通える“穴場駅”があるんです。
今回は、リクルートが運営する『SUUMOジャーナル』が調査した「JR中央線沿線(東京都内)の家賃相場が安い駅ランキング」から上位TOP5の駅をご紹介!
今回は、JR山手線と並んで東京を代表する路線の一つとも言われているJR中央線のなかで、東京都内に位置する全32駅を対象に調査。一人暮らし向け物件賃貸(10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK)の家賃相場を比較してランキングにしています。
これから都内に引っ越しを考えていたり、既に都内在住だけどもう少し家賃を抑えたい方は必見です。
さっそくご紹介します。
【第5位】国立駅(東京都国立市):6万円
第5位にランクインしたのは「国立駅」。
国立駅周辺は「一橋大学」があるエリアのため、大学通り沿いにおしゃれなカフェが並んでいたりスーパーや商店街があったりと住みやすい街です。治安も良いとされ、女性の方の一人暮らしでも比較的安心して暮らせるエリアの一つ。
新宿駅まで約30分、東京駅、渋谷駅、池袋駅まで約45分と主要駅までの所要時間も1時間を超えることが少なく、アクセスも良好な点が魅力です。
【第4位】西国分寺駅(東京都国分寺市):5万9000円
第4位にランクインしたのは「西国分寺駅」です。
5位で紹介した国立駅の東京に近い隣駅で、都心部に出やすくさらに家賃が5万円台の西国分寺駅。
中央線だけでなく武蔵野線も乗り入れているので、埼玉や東京、千葉にも出やすいです。新宿には最短約25分ほどで行けるので、都内で働く人のベッドタウンとしても人気です。
【第3位】日野駅(東京都日野市):5万8000円
第3位にランクインしたのは「日野駅」。
駅周辺にはコンビニやスーパー、100円ショップといった日常生活を支える商店が揃っていて、お買い物に困ることはまずない街のひとつ。ラーメンやハンバーガーなどファストフードの店舗も豊富で、忙しい日に簡単に食事を済ませたい方には魅力的に感じられるでしょう。
駅から北に10分程歩けば、多摩川の河川敷が広がっていて自然も楽しめるのも人気。お散歩やランニングが趣味の方や自然が好きな方にはおすすめです。新宿駅まで約30分と栄えている駅までのアクセスも良く、お出かけを楽しむにもぴったり。
快速を使えば新宿駅までの所要時間は50分弱、中央特快だと35分ほどで到着します。
【第1位】高尾駅(東京都八王子市):5万3000円
第1位は2駅あります。まずは「高尾駅」です。
高尾山があることで観光客も賑わう、八王子市の高尾駅。家賃相場は東京都内では破格と言っても過言ではない5万円台前半です。
JRの駅舎の南側には京王高尾線京王高尾駅があり、2路線を利用可能なのも魅力。そのためか、コンビニやスーパー、飲食店などの商店が充実。
東京方面に向かう快速・中央特快は、いずれも大半が高尾駅始発の列車のため通勤通学で都内まで座っていきたい方には大きな魅力と感じるでしょう。ターミナルステーションである新宿駅までは快速なら1時間少々、中央特快なら約50分で到着できます。
【第1位】西八王子駅(東京都八王子市):5万3000円
高尾駅とともに第1位となったのは「西八王子駅」です。
同じく八王子市内の駅がランクイン。周辺には大学も多く、賃貸物件も豊富。駅周辺にはコンビニやスーパー、ドラッグストア、そして飲食チェーン店などが複数あるため1人暮らしやファミリーの方も便利そうです。隣駅の八王子駅に出ればショッピングモールや家電量販店もあるため、休日のショッピングにも困りません。八王子駅と比べると1万3000円家賃相場が低いため、コストで選ぶなら西八王子駅のほうが魅力かもしれません。
また、特別快速だと約40分、快速で1時間弱で新宿まで行けるので、都心部へのアクセスも申し分ありません。
自分にあった住みやすい街を!
生活費の大部分を占める家賃。
継続的に払うからこそ、無理のない予算内の家賃でより良い街に住みたいですよね。都内の家賃は特に高いので、無理した家賃の家に住んでしまうと後々生活が苦しくなってしまう、なんてことにもなりかねません。そうならないためにも、ご自身の予算に合った家賃の物件を選んでみてはいかがでしょうか。
参考資料:リクルート「JR中央線沿線(東京都内)の家賃相場が安い駅ランキング」
※家賃相場はすべてSUUMO調べ(2023年1月10日時点)
※記事内の画像はイメージです。