「そんなことないです」は危険かも。褒められた時の“上手な返し方”とは？【社会人のマナー】

2024.2.17

仕事でもプライベートでも褒められるタイミングは多々あると思いますが、人から褒められると、嬉しさや誇らしい気持ちが込み上がってくる反面、調子に乗っているようには思われたくなかったり照れくささなどから、ついつい「そんなことないです」と答えていませんか？実はそれ、よくない答え方かもしれません。

今回は秘書として働いていた筆者が、上司や取り引き先の方から褒められた時にしていた返し方を紹介します。社会人のマナーとして、ぜひ活用してみてくださいね！

「そんなことないです」は使わないほうがいい？

相手が褒めてくれたことに対して、「そんなことないですよ」「全然良くないです」と答える方って意外にも多いと思うのですが、これは褒めてくれた相手の意見を否定しているように受け取られることもある返し方。本人としては謙遜しているのだと思いますが、褒めてくれた相手は喜ばせようと思って言ってくれることが多いので、残念な気持ちにさせないためにも避けたほうがベターなんです。

上手な答え方は…

正解は、素直に「ありがとうございます」と、褒められたことに対して、お礼を言うのがいいでしょう。

ここの表現のバリエーションをいくつか持っておくと、あなたの印象をグンといい方向にあげることもできるかもしれません。例えば「もったいないお言葉、ありがとうございます」や「ありがとうございます。（相手の名前）さんのおかげです。」などはおすすめ。さりげない気遣いをプラスしながら、より謙虚な印象を与えられますよ。

素直に返して、好感度アップ！

褒め言葉を受け取ることは、相手の気持ちを受け取ること。ぜひ、素直に受けとって感謝の言葉で返してみてくださいね。きっと円滑にコミュニケーションが取れて、人間関係もよりいい方向に変化していくかもしれません。

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※シーンなどによってマナーが異なる場合があります

ライター：能美黎子（のうみれいこ/ @reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。