ミスったかも…【LINE】目上の人にスタンプ使っちゃった！これって失礼？→元・社長秘書が答えます！

2024.2.2

現代社会で欠かすことのできないコミュニケーションツール「LINE」。ビジネスシーンでも使用をしている方は多いかと思います。

目上の人とLINEで連絡を取ることになった場合、「何時まで連絡をしていいの？」「スタンプは使っていいのかな？」など、どこまで許容されるのか悩みますよね。実際にどのような点に注意すればいいのでしょうか？

今回は、目上の人とのLINEのマナーについて、Q&A方式でご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。

Q1. 敬語は使ったほうがいいの？

A.「敬語は使用する」

どのような場合でも、関係性は変わりません。そのため、ビジネス文書とは異なった使い方をする「LINE」であっても、目上の人とやり取りをする場合は敬語を使用しましょう。目上の人から「LINEでは普通に話してくれていいよ」と言われた場合でも、「です・ます」調の丁寧語を使用するようにしましょう。

Q2. 連絡をする時間帯はいつでもいいの？

A.「急ぎの用件でなければ、早朝や深夜の時間帯は避ける」

退勤後に仕事の連絡が来ると、あまりいい気持ちがしないという方は多いのではないでしょうか。出社前・退勤後の相手のプライベートな時間を邪魔するのは、マナー違反と言っても過言ではありません。

いつでも気軽にやり取りができる「LINE」ですが、ビジネスシーンで目上の人とやり取りする場合には、時間帯には気をつけて連絡できるとスマートです。特に深夜・早朝は連絡を避け、緊急の連絡がある場合は一言断りを入れましょう。一般的に非常識と思われる時間帯は、基本的には連絡を入れないようにするのがおすすめです。

Q3. スタンプの使用はマナー違反になる？

A.「使用は可能。ただし注意が必要」

スタンプのみやスタンプの連続使用は、ビジネスシーンではあまりいい印象を与えにくく、失礼にあたる可能性も強いため、なるべく控えましょう。

目上の人とのLINEでスタンプを使用することは可能ですが、プライベートの場合と同じような感覚で使用すると、非常識だと思われる可能性があるため、注意が必要です。感謝やお礼の意味を込める時には効果的な場合もありますが、スタンプのみではなく一言文章とともに使うことをおすすめします。

「ミスったかも…」「これって失礼？」と不安に思っていた方は、こちらを参考にやりとりをしてみてくださいね。

長時間の既読スルーはNG！

そしてLINEの特徴として「既読」が付く機能がありますが、既読にもかかわらず、長時間返信をしないのはビジネスシーンではよくないことなので、要注意。相手に不安を与えないためにも、何かしら反応をすることが大切です。一言返信をする、もしくはしばらく返信ができない旨を伝えるなどのアクションをするように心がけましょう。

上手にツールを利用しよう！

今回は「LINE」を例に紹介しましたが、社内で使用しているコミュニケーションツールでも同じことが言えるかもしれません。便利なツールが増えていますが、ビジネスシーンで目上の人とやり取りする場合は使い方に気をつけたいところ。最低限のマナーを守ることが大切になりますので、上手に利用していきましょう！

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。

ライター：能美黎子（のうみれいこ/ @reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。