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喪中はがき、どこまで出す?間違いやすい基本マナーを解説

  • 2023.12.27
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出典:PIXTA

おめでたい新年の挨拶である、“年賀状”。一般に、喪中の方に出すのは遠慮するべきとされています。では、喪中の連絡はどこまでしたらいいのか、喪中の連絡をもらったらどうしたらいいのか、ご存じでしょうか?

今回は、喪中側および喪中はがきをもらった側の両側面から「喪中はがきのマナー」を紹介します。まもなく年賀状シーズン到来。間違った対応をしてしまう前にマナーをチェックしておきましょう!

喪中はがきはどこまで出せばいい?

一般的に、喪中はがきを出すのは、兄弟姉妹・祖父母・孫などの2親等以内の親族が亡くなった場合とされています。

また喪中はがきは毎年、年賀状を送っている方、もらっている方に出すのが一般的。ただし、喪中はがきは比較的新しい風習で、厳格にはルールが定まっていません。

喪中はがきをもらったら

喪中はがきをもらった場合、年賀状は遠慮するものとされています。

故人の喪に服している最中に、おめでたい挨拶である年賀状を送るのは不謹慎。喪中はがきをもらった場合は、遺族の気持ちを考えて返信をしない、もしくは「年始状」「寒中見舞い」「喪中見舞い」などの年賀状に代わるものを送ります

喪中はがきの書き方

喪中はがきの書き方に迷われてしまう方もいらっしゃると思いますので、一例として書き方も紹介いたします。ぜひご参考にしてみてください。

  1. まず、「喪中のため新年のご挨拶ができません」と挨拶文を書きます。
  2. 次に、「誰が、いつ、何歳で亡くなったのか」を書きます。
  3. 最後に、「故人が生前お世話になったことへのお礼」を書き添えます。

なお、故人の年齢は満年齢ではなく、数え年で表記しましょう。

故人を悼む気持ちを大切に

喪中はがきは、地域や宗教などによっても考え方が異なりますが、いずれにしても故人を悼むものです。喪中はがきのマナーの根底にあるものを忘れてはなりません。亡くなった方への敬意や遺族の気持ちを考えた行動を心がけましょう。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。