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知ってるとマナー偏差値高めかも!レモンの上手な絞り方とは

  • 2023.12.26

料理の見栄えをよくしたり、爽やかな味をプラスしたりと、添え物として活用される“レモン”。輪切りやくし切り、半切りなど、添え方にもさまざまな種類がありますが、レモンの切り方によって搾り方のマナーがあることはご存知でしょうか?

そこで今回は、知っておきたい「レモンの正しい搾り方」をご紹介。意外と見られているかもしれないマナー、しっかりとチェックしておきましょう!

1.半切りレモン

半切りレモンは、果汁をたっぷりとかけてほしい料理に添えられていることが多いです。カジュアルなシーンで提供されることが多いため、搾る量は好みで調整してOKです。

半切りレモンの搾り方

【和食の場合】
片手でレモンを持ち、果汁が飛び散らないように、もう片方の手で覆うようにしながら搾ります。

【洋食の場合】
片手にレモンを持ったら、フォークを果肉の中央にさし、ねじるようにしながら果汁を搾ります。勢いよく搾ると果汁が飛び散ってしまうため、ゆっくりと搾りましょう。また、和食と同様、手で搾っても構いません。

2.くし切りレモン

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出典:PIXTA

くし切りレモンは、料理に果汁をかけてほしい時に添えられています。半切りレモンほどではありませんが、ほどよくレモンの酸味がプラスされ、爽やかな味わいを楽しめますよ。

くし切りレモンの搾り方

【和食の場合】
半切りレモンと同様、果汁が飛び散らないように片手で覆いながら搾ります。皮を下にして搾ると風味が増すそうです。

【洋食の場合】
果肉の真ん中をフォークでさし、片方の手で片面を覆うようにしながら搾ります。果汁がフォークを伝うため、飛び散りにくいのが特徴です。

3.輪切りレモン

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出典:PIXTA

輪切りレモンは、料理に風味を移してほしい時に添えられています。搾ろうとすると、果肉に手が触れて汚れてしまうため、フォーマルな場ではあまり搾らないようにしましょう。

輪切りレモンの搾り方

【和食の場合】
料理の上にのせ、箸で軽く押し付けるだけ。果肉がほどよく潰れたら、レモンをよけて料理をいただきます。

【洋食の場合】
料理の上にのせ、フォークとナイフで軽く押し付けます。レモンの風味が移ったらレモンをよけましょう。

レモンの切り方に込められた料理人の想い

料理に添えられたレモンには、料理人の想いが込められています。雑に搾ることや意図していない搾り方をしてしまっては、料理人の気持ちを台なしにしてしまうかもしれません。正しいマナーを知り、おいしい料理を堪能しましょう。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。