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意外と見落としがちな、骨付き肉を食べるときのマナー

  • 2023.12.23
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写真:PIXTA

客先や上司など、目上の方と食事をする際、格式の高いレストランに行くことがありますよね。そんな時のメインディッシュとして、骨付き肉の料理が提供されることも。しかし、このような骨付き肉の食べ方がわからない方は多いはず。みなさんはきれいに食べられますか?

今回は「レストランの“骨付き肉”の食べ方」をご紹介。美しくスマートに食べられれば、焦ることなく食事を楽しめる上に、一緒に食事をした相手に好印象を抱いてもらえるかもしれません。これを機会にチェックしておきましょう!

ナイフとフォークを使う

骨付き肉には、フィンガーボウルが一緒に用意されることがほとんど。汚れた指を洗うためのものなので、手で持って食べても問題ありません。しかし、ナイフとフォークを使用したほうがスマートです。肉にかぶりつく姿は美しく見えにくいため、できるだけナイフとフォークを使って食べるようにしましょう。

きれいな食べ方

まずは、フォークで身をおさえて、骨と肉の間にナイフを入れながら身を切り離します。この際、骨にナイフを沿わすようにすると、骨に身を余らせることなくきれいに切り離すことができますよ。

切り離した身は、左端から一口サイズにカットして食べます。切り離した身を最初に全て一口サイズに切り分けるのはマナー違反にあたるので要注意。料理が早く冷めてしまううえに、なかの肉汁が溢れ出てもったいないです。おいしく食べるためにも意識しておきたいマナーのひとつです。また骨に残ってしまった身は、ナイフでそぎ落としながら一口ずつ食べるようにしましょう。

【番外編】余ったソースはパンに付けない

肉料理には、ソースが付いていることが多々あります。肉を食べ終わった際にソースが余っていると、ついパンに付けて食べたくなってしまうことも多いですよね。しかし実はこれはマナー違反。ソースは基本的にお皿にのっている食材につけて食べるのが正しいとされています。特に、結婚式や格式の高い場では避けた方がよいでしょう。ただし店のスタッフに勧められた場合は、パンにソースを付けても問題ありません。

スマートに食べて好印象!

食べづらい骨付き肉を、ナイフとフォークでスマートに食べられたら、食事姿が優美に見えて好印象を持ってもらえるかもしれません。いつ食事会をセッティングされても問題ないよう、きれいな食べ方を身に付けておくと安心ですよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。