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「4¹⁵」と「8¹⁰」どちらが大きい?→意外とすぐ解けるかも

  • 2024.1.18
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数学の世界には、直感に反する驚きがたくさんあります。

特に指数を使った数の比較は、一見すると複雑で難解に思えることが多いですが、実はシンプルな原理に基づいています。

今回は指数を使った数の大小比較の問題に挑戦してみましょう。

この問題は、指数の性質を理解することで、意外な答えにたどり着きます。

問題

4の15乗と8の10乗、どちらが大きいでしょうか?

この問題では、指数を用いた数の比較を行います。

一見、難しく感じるかもしれませんが、式を変形してみると答えが見えてきます。

正解はわかりましたか?

 

答えは「どちらも同じ」です!

解説

この問題の答えは、実は一緒です。

それでは、なぜ同じになるのか、その理由を見ていきましょう。

まず、4の15乗と8の10乗をそれぞれ変形してみます。

4の15乗
=(2の2乗)の15乗
=(2×2)の15乗
=(2×2)×(2×2)×(2×2)×・・・×(2×2)((2×2)を15回かけ算)
=2の30乗

8の10乗
=(2の3乗)の10乗
=(2×2×2)の10乗
=(2×2×2)×(2×2×2)×・・・×(2×2×2)((2×2×2)を10回かけ算)
=2の30乗

したがって、4の15乗も8の10乗も、2の30乗と同じになります。

まとめ

今回の問題のように指数の性質を理解し、適切に式変形を行うことで、複雑に見える問題も意外と簡単に解決できることがあります。

数学の問題を解く際には、表面上の数字の大きさだけでなく、その背後にある数学的な原理を見抜くことが重要です。

このような問題を通じて、日常生活での論理的思考力を養い、数学の楽しさを再発見しましょう。


監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。