算数は、日常生活の中で無意識に使っている基本的なスキルです。
しかし、時にはなかなか答えが思いつかない問題もあります。
今回は、小学校で学んだ算数の基本を思い出し、日常の計算能力を鍛える練習をしていきます。
この記事を通じて、ビジネスや日常生活での論理的思考力を高めましょう。
問題
3×□+10=22
□に入る数は?
計算が成り立つように、□に入る数字を考えてみましょう。
答えはわかりましたか?
正解は「4」です!
解説
今回は「逆算」の計算方法を紹介します。
逆算は、その名の通り、通常の計算の順序を逆からやっていきます。
3×□+10=22
通常計算の順序は、
①かけ算
②たし算です。
それを逆のたし算から考えます。たし算部分だけを取り出すと
◻️+10=22
なので、◻️=12
これは、かけ算部分を置き換えているので
3×□=12
よって「□=4」という流れが逆算です。
まとめ
このように、□に入る数を求める場合は「逆算」の考え方が役立ちます。
決められたルールと逆の方法で考えるため、柔軟な発想が求められます。
これを機会に、他の問題にも挑戦してみましょう。
文・編集(監修):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。