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【名子役だと思う人物TOP3】1位「芦田愛菜」2位「安達祐実」に続いて3位に輝いた“話題の現役子役”とは?

  • 2024.1.19

映画やドラマ、CMなどで度々目にする“子役”。神木隆之介さん、本田望結さんなど、子役からはじまり今でも大活躍の役者さんも数多くいらっしゃいます。本記事をご覧のみなさんの中にも、名子役による大人顔負けの演技に感動したり、癒やされたりしたことがある方も多いのでは?

先日の成人式では、今年の新成人として女優の小林星蘭さんと鈴木梨央さん、谷花音さんの3人が華やかな晴れ着で舞台に上がる姿も。子役ブームを巻き起こした名子役たちが大人になった姿で登壇し、反響を呼んでいました。

そこで今回は「名子役だと思う人物」をテーマに、全国500名の方にアンケートを実施。名だたる子役が勢揃いの中、TOP3にランクインした名子役を大公開します!今でも大活躍中のあの名役者から作品の要になった話題の子役まで、数多くの名子役が名を連ねる中、TOP3に選ばれたのは一体誰なのでしょうか。

【第1位】芦田愛菜さん(203票)

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出典:PIXTA

第1位に選ばれたのは、現在でも引っ張りだこの大人気女優・芦田愛菜さんです。

最近では24年1月14日(日)から放送を開始した日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS)に出演。主演・西島秀俊さん演じる夏目俊平の娘・響役を務めていますよね。

芦田さんの代表作といえば、やはり『Mother』(2010年・日本テレビ)でしょうか。「水曜ドラマ」枠で放送された、社会派サスペンスドラマで、ネグレクトや過剰な母性神話による抑圧をテーマにした作品。放送当時も、大変話題になっていました。芦田さんは作品内で、ネグレクトを健気に耐える少女を演じていますが、この『Mother』で、『東京ドラマアウォード2010 特別賞』『第20回 TV LIFE 年間ドラマ大賞2010 新人賞』『第7回 TVnavi ドラマ・オブ・ザ・イヤー2010 新人女優賞』と、3つもの賞を受賞しています。

今回のアンケート回答者の方の中でも多くの方が心に残ったと回答した『Mother』。特に“涙の演技”には、その大人顔負けの名演技に心打たれる方が続出していたようです。「お母さん、もう1回誘拐して」の台詞が有名な、母親に会いたい気持ちを電話で訴えたシーンでは、数多くの方が涙なしには見られないとコメント。虐待に触れる難しい題材ながらも、作品に引き込まれる名演技で今でも視聴者を魅了しているようでした。

回答者のコメント

シリアスな場面で泣いているシーンなど、子供とは思えない鬼気迫る物があり、鳥肌が立ちました。他にも子供とは思えないセリフ量を覚えたり、すごい子だなぁと思ったのを覚えています。(30歳/女性/パート)
すっごく自然に泣く子だと思いました。芦田愛菜が売れたのはmotherからと言っても過言ではないと思います。子どもらしくなく、静かに泣くのがまた印象に残っています。(23歳/女性/主婦)
子供らしさを全面に出した無邪気さや喜怒哀楽だけでなく、不安や葛藤の心情までも魅せてくれる演技はなかなかできないと思います。これから大人の演技を見せてくれる将来も期待したいです。(40歳/女性/会社員)
全編素晴らしく、妻とともに何度も見返して何度も涙しています。“お母さん、もう1回誘拐して”の涙をこらえながらの演技は、歴史に残ると思います。(50歳/男性/会社員)
芦田さんがお母さんに電話をするシーン。最初は近況報告から話すのですが、途中から会いたい爆発し、号泣しながら「もう1回誘拐して」と懇願する様子は、かなり感動したから。(34歳/女性/会社員)

【第2位】安達祐実さん(63票)

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出典:PIXTA

第2位に選ばれたのは、今ではもうすっかりベテラン女優の安達祐実さんです。

子役時代では「同情するなら金をくれ!」という台詞でお馴染みの『家なき子』(1994年・日本テレビ)で一躍大人気子役となりました。なんとこのセリフは、新語・流行語大賞を受賞するほどの大ブームに。本作は、家庭内暴力を受けている小学生の少女が、理不尽な環境の中でも困難に負けずに生きていく様を描いた物語。この作品で安達さんが演じたのは、主人公の少女・相沢すずです。厳しい環境下の中で必死に生き抜く少女の生き様や心境を見事に表現していました。

話題作となった『家なき子』の放送直後には、『家なき子アゲイン』(1994年・日本テレビ)でダイジェスト版が放送。その後も劇場版『家なき子』(1994年・日本テレビ)、『家なき子2』(1995年・日本テレビ)など、シリーズも続々と放送される大人気作品に。なんと『家なき子2』では、『家なき子』に続き最高視聴率31.5%を記録。その色褪せない人気っぷりは、安達さんの名演技あってこそ、と言っても過言ではありません。放送から30年も経った今でも、多くの方の心に印象深く残っているようでした。

子役時代の活躍もさることながら、現在のその変わらぬ美しさに憧れる女性も多い様子。子役から活躍する女優の代表と言っても過言ではない安達祐実さんが第2位にランクインする結果となりました。

回答者のコメント

演技力の高さはもちろんのこと、当時初めて彼女の鬼気迫る演技を見た時の衝撃、あんなに可愛らしい女の子が放つ「同情するならカネをくれ!」という名台詞が忘れられません。大人になった今も変わらず、高い演技力で、幅広い作品に出演するだけでなく、透明感とチャーミングさも同じ世代の女性として憧れます。(44歳/主婦/女性)
嫌いな大人たちの前では、態度が悪かったのに、大好きな病気の母親の前では表情からして全く違い、年相応の可愛らしい女の子になっていたので、演技の幅がすごいと思った。(30歳/女性/パート)
生きる為になんでもやる姿勢や、「同情するなら金をくれ」の台詞がかなり印象に残っている。(41歳/男性/会社員)

【第3位】永尾柚乃さん(62票)

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出典:PIXTA

第3位に輝いたのは、最近その演技力の高さが大注目を集めた永尾柚乃さん。

今ではバラエティでも目にする機会がある永尾さんですが、話題のきっかけとなった作品は『ブラッシュアップライフ』(2023年・日本テレビ)。こちらの作品は、ある女性が突然、人生をやり直すことになり、2度目の人生の様子を描いた“地元系・タイムリープ・ヒューマン・コメディー”とのことで、脚本を手掛けたのは、バラエティやCMで引っ張りだこのバカリズムさんです。そんな平凡な主人公・近藤麻美を演じたのは実力派女優の安藤サクラさん。その幼少期を演じたのが、今回ランクインを果たした永尾柚乃さんです。

まるで本当に人生2周目の子どもに見える、その迫真の演技に多くの視聴者が釘付け…!特に、保育園での友だちのお父さんの不倫を止めることに奮闘するシーンでは、本当に中の人物が30歳なのではないかと思わせる名演技が印象的に残ったという視聴者が多数。今回のアンケート回答者の中にも「子役と言うより、子どもの姿のベテラン女優という感じ」とコメントを残す方もいるほど。今をときめく名子役として数多くの国民から認知されているようです。

永尾さんは、今回選ばれた名子役の中で唯一の現役子役。2023年だけでも、ドラマ7本、CM10本にも出演していたのだとか。今後も目が離せない大注目の名子役・永尾柚乃さんが、見事第3位にランクインしました。

回答者のコメント

7歳なのにほんとに40年弱の人生を5回もやり直してるように感じた。人生をやり直す度にちゃんと人生を繰り返してる雰囲気と演技で40歳の大人がCGで小さくされているのではないなと疑うほど素晴らしい演技でした。
自分よりもとっても大人だと感じました。(26歳/女性/専業主婦)
大人になった主人公から垣間見えていたふてぶてしさや可愛げのなさ、憎めない感じが幼少期の演技で見事に表されていて、誰が見ても同一人物だと感じるほど演技に説得力があったから。泣きの演技が特に素晴らしいと感じた。(17歳/女性/学生)
安藤サクラ演じるドラマの主人公の子供時代、という結構重要な役どころだったにも関わらず、その大役を見事に務めていたのがすごいと思った。長文のセリフも、全く違和感を感じることなく、人生二周目感が滲み出ていた。(35歳/男性/会社員)

名子役あるところに名作アリ!

名だたる名子役の名前があがる中、見事ランクインを果たした御三方ですが、どの方の代表作も名作です。名作に欠かせないのは名役者であることが見てとれたように感じる結果でしたね。もしかしたら作品にのめり込むには、違和感のない名演技が必須なのかもしれません。

紹介した方々の名子役ぶりが気になった方は、ストリーミングサービスなどで代表作をチェックしてみては?



調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由記述式)
調査実施日:2024年1月17日
調査対象:全国の20〜60代
有効回答数:500
サムネイル画像出典:PIXTA

※記載している回答は原文ママ。記事内の画像はイメージです。