1. トップ
  2. 好きなスタジオジブリの「男性キャラ」TOP5! 「ハク」「ハウル」を抑えて1位に輝いたのは…!?

好きなスタジオジブリの「男性キャラ」TOP5! 「ハク」「ハウル」を抑えて1位に輝いたのは…!?

  • 2023.11.22
undefined
作成:TRILL

スタジオジブリといえば、『となりのトトロ』(1988・東宝)、『天空の城ラピュタ』(1986・東映)、『ハウルの動く城』(2004・東宝)など、日本中の誰もが知っていると言っても過言ではない作品がたくさん。

『千と千尋の神隠し』(2001・東宝)は、興行収入316.8億円で日本の歴代興行収入2位を誇ります。また、その人気は日本にとどまりません。アカデミー賞、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭などの賞を数々の作品が受賞しています。

そんなスタジオジブリ、今年7月14日に宮崎駿(※崎はたつさき)監督作品『君たちはどう生きるか』(2023・東宝)を公開。予告編、CM、公式サイトのない異例の興行で話題になりました。また公開後に明らかにされた声優陣は菅田将暉さん、あいみょんさん、木村拓哉さんなどとても豪華な面々で、世間をさらに驚かせました。

このほか、テレビで作品が放送されたり展示会が開かれたりする度に人々の注目を集めるジブリ。今回はジブリ作品に登場する「男性キャラクター」をフィーチャーします。

“ジブリ男子”とも呼ばれ親しまれているキャラクターたちですが、特に人気なのは一体誰なのでしょうか? 全国100名にアンケートを実施し、作成したランキングを大公開!

みなさんの“推しキャラクター”は何位にランクインしているでしょうか。早速チェックしてみましょう。

【第5位】天沢聖司(10票)

undefined
© 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH

第5位は『耳をすませば』(1995・東宝)に登場する中学3年生の「天沢聖司」で、読書が大好きなヒロイン「雫」と同級生。図書館通いをきっかけに二人は出会います。

成績優秀で読書家、そのうえバイオリン職人を目指す多彩ぶりですが、雫からの第一印象は最悪。あることをきっかけに「やなヤツ!やなヤツ!やなヤツ!」と言われてしまうほどでしたが、次第に距離を縮めていきます。元々のクールな性格と、雫を想って起こす行動のギャップがたまりません…!

このキャラクターを選んだ人のコメントがこちら!

かっこよくて才能があって、行動力もあって、積極的なところがあっこいい。雫にすきとはっきり言えるところがすてき。(33歳/岡山県/専業主婦)
あのツンとしたイケメンが最後は雫にプロポーズしちゃう姿が最高(35歳/神奈川県/主婦)
王道になりますが、ストレートな言葉でのプロポーズシーンにキュンキュンしました。(52歳/東京都/専業主婦)

【第4位】パズー(11票)

undefined
© 1986 Studio Ghibli

第4位は「パズー」。『天空の城ラピュタ』(1986・東映)に登場する見習い機械工の男の子です。

彼はある日、空から落ちてきた不思議なヒロイン・シータを抱き止め、助けます。そして、彼女の持つ特別な能力を持つ石をめぐって追ってくる政府や海賊から逃れるために、二人は行動を共にしていきます。

「閉じよ」の意味を持つ「バルス」という呪文を唱えるシーンはご存知の方も多いはず。どんな時でもシータを助けるために奮闘するパズーにキュンとした人が多いようです。

このキャラクターを選んだ人のコメントがこちら!

男らしくて優しくて行動力がある。現実にこんな男の子がいたらクラスの人気者になっていると思う。見知らぬ女の子のために身体をはれるような人はそうそういないし勇気がある子だと思う。 (36歳/東京都/会社員)
特殊な能力もないのに、見ず知らずのシータを命がけで守ろうとするところが最高にカッコいいです。(45歳/広島県/主婦)
純粋で正義感があり、シータを命がけで守るところに胸打たれました。空から降ってきた女の子を助けて翌朝パンを用意してくれる生活力にも脱帽です。(36歳/東京都/専業主婦)

【第3位】ハク(14票)

undefined
© 2001 Studio Ghibli・NDDTM

第3位は「ハク」。『千と千尋の神隠し』(2001・東宝)で、神々が訪れる湯屋の従業員として登場します。

人間が忌避される世界に迷い込んだ主人公・千尋。その世界で千尋は、あることをきっかけに湯屋で働くことになります。ハクはそのなかで千尋を気にかけ、助言や魔法によって度々助け舟を出す優しい青年です。

しかし実は、ハクは湯屋のドンである魔女「湯婆婆」の弟子。なぜ千尋に親切にしてくれるのか、物語の後半で明らかになっていきます。

このキャラクターを選んだ人のコメントがこちら!

和装でキリリとした顔立ち、そして千尋を守るために勇敢に戦う姿が、かっこいい(50歳/大阪府/保育士)
常に千尋の味方、守ってる感が好き。最後のさぁ行きな。振り向かないで。は千尋の人生を慮る言葉と思う。(32歳/神奈川県/専業主婦)
みんなには見せないが、千尋の事を守ろうとしてくれてるところが素敵。(39歳/神奈川県/会社員)

【第2位】ハウル(18票)

undefined
© 2004 Studio Ghibli・NDDMT

第2位は、「ハウル」。『ハウルの動く城』(2004・東宝)に登場する、美しく紳士的な魔法使いです。

完璧な魔法使いのように見えて、実は繊細な臆病者。彼は自分とは違い、芯が強く物怖じしないソフィーに惹かれていきます。

そんなハウルが意を決して「僕はもう充分逃げた。ようやく守らなければならないものができたんだ。君だ」とヒロイン・ソフィーに告げ、戦いに向かうシーンはとても印象的です。それまでにナイーブな部分を見せていたからこそ、より感動してしまいます!

このキャラクターを選んだ人のコメントがこちら!

格好良くてミステリアスな雰囲気なところが素敵。ソフィーに対する「ようやく守らなければならないものができた、君だ」というセリフも好き。(29歳/神奈川県/保育士)
何色の髪でも似合う顔がイケメンなところ。正直に臆病者と言えるところが素直で素敵だなって思ってます。弱さを言葉にするってなかなか勇気がいることなので惹かれます。綺麗さを求めているのに部屋はごちゃごちゃしていてそのギャップもたまりません。(33歳/神奈川県/会社員)
掴みどころがないけれど、心の弱い部分が見え隠れする、守ってあげたいとさえ思わせるところがとても魅力的です。またそんな彼のソフィに対する愛の大きさ、大切に思う心が素敵です。(27歳/愛知県/設計事務)

【第1位】アシタカ(19票)

undefined
© 1997 Studio Ghibli・ND

第1位は、「アシタカ」『もののけ姫』(1997・東宝)に登場します。エミシという村に住む少年です。

アシタカは死の呪いを受けながらも、タタリ神や神殺しを計画する人間たちと対峙。森と人が共存する方法はないのかと考え、行動します。フィジカルもメンタルも強靭でいつも冷静。さらに誠実な性格と、非の打ち所がない人物!

ヒロイン・サンに刃を向けられた時に放った「生きろ…」「そなたは美しい…」というセリフに心揺さぶられた人も多いのではないでしょうか。

このキャラクターを選んだ人のコメントがこちら!

子供のころは「戦って強くてカッコイイ」と言う単純な印象で好きだったんですが、大人になるとあの困難に立ち向かう心の強さや鋭いまっすぐな精神は中々持てるものではなく、それを持っている生き様がカッコイイなと思うようになりました。(30歳/福岡県/会社員)
サンに殺されそうになりながらも、「生きろ、そなたは美しい」と言ったセリフがとても印象に残っています。「そなた」英語で言えばYOUになってしまうところを日本語の素敵な部分に出会えたと思えるセリフです。(37歳/兵庫県/保育士)
村を守るためにもらってしまったタタリ神からの呪いの運命を受けいれ、自分の運命を変えていこうとする芯の強さはとっても格好よいと思います。曇りなき眼で見定めるなんて言えない(38歳/和歌山県/保育士)

愛が伝わる!少数派の意見

草壁タツオ(となりのトトロ)

サツキとメイに対して寛容でとても優しい(42歳/東京都/事務職)

大垣勘太(となりのトトロ)

さつきとめいが雨宿りしている時にかんたが横を通り過ぎようとした時に1度立ち止まって、ん!といったあとさつきに傘を手渡したシーンがとても良かった。その後さっきもめいがかんたにかりた傘を返しに行った時母ちゃんに傘を貸してあげたことは言わなかったところが男の子だなって思いました。(46歳/愛知県/会社員)

フクオ(魔女の宅急便)

セリフがたくさんあるわけではないですが、明るく豪快な奥様との対比で寡黙で渋いご主人でカッコいいと思います。(49歳/兵庫県/主婦)

ユパ(風の谷のナウシカ)

存在がもうかっこよすぎる。最強の剣士。ナウシカを止めたときの口上 「 双方動くな!! ~ 」が好き(53歳/静岡県/主夫)

西司郎(耳をすませば)

雫に優しくアドバイスする姿は、理想の老人像。「僕を雫さんの物語の最初の読者にしてくれること」というセリフは印象的。雫にご馳走した鍋焼きうどんも美味しそう。(50歳/千葉県/自営業)

堀越二郎(風立ちぬ)

万人受けするキャラクターではないと思うが、純粋で意志の強いキャラクターが多いジブリの面子の中にあっても、自らの信念への傾倒ぶりが際立っており他にはない彼の魅力だと思う。とても人間臭いところも愛着が湧いて良かった。(24歳/島根県/学生)

魅力的なキャラクターがたくさん!

どのキャラクターもそれぞれの良さがあって素敵ですね。1位と2位の差はたった1票。接戦でした…!

今回は紹介しきれませんでしたが、『紅の豚』(1992・東宝)ポルコ・ロッソ『魔女の宅急便』(1989・東映)トンボ『猫の恩返し』(2002・東宝)バロンも票を集めていましたよ。

ぜひこの記事に登場した男性キャラクターの言動に注目して、ジブリ作品を見返してみてくださいね!



調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由記述式)
調査実施日:2023年11月10日
調査対象:全国の20代~60代
有効回答数:100

※記載している回答は原文ママ。