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【11→16→11→23→11→10→11→99→11】この歴代背番号はだれ?NPB在籍5年で"4度の最多勝と最多奪三振"を獲得した伝説の投手

  • 2024.3.9

【問題】この歴代背番号はだれ?

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TRILL作成

日本プロ野球において、「18」と並び、エースナンバーの意味を持つ背番号「11」。数々の大エースが背負ってきた番号で、とある球団では“元祖”エースナンバーといえる存在であり、さらに、NPBでは永久欠番となっている偉大な背番号でもあります。

今回出題する選手は、選手人生のほとんどをMLBで過ごし、日本人が海を渡って活躍するきっかけとなった先駆者とも言える人物です。

では、背番号「11」と聞いて、皆さんはどの選手を思い浮かべるでしょうか?

この選手が誰なのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント

・1989年に近鉄バファローズに入団しました。

・プロ入り1年目から投手四冠を記録。打者に背中をはっきりと見せる投法が話題になりました。

・1995年にMLBへ移籍。

・MLBでも新人王に輝きました。

正解は...

野茂英雄 選手でした!

1968年生まれ。大阪府立成城工業高等学校から、社会人野球チームの新日本製鐵堺を経て、1989年のドラフトで史上最多の8球団競合の末、近鉄バファローズに入団しました。エースナンバーである背番号「11」を着け、1年目から18勝をマーク。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率の投手四冠を達成するとともに、新人王、ベストナイン、沢村賞、MVPのタイトルも獲得。

1995年にはMLBのロサンゼルス・ドジャースに入団。マイナー契約でしたが、同年5月にメジャーデビューを果たし、背番号「16」を着けて13勝6敗、236奪三振の活躍を見せ、新人王と最多奪三振を獲得します。1996年シーズンにはノーヒットノーランを達成しました。

その後はMLBのさまざまなチームを渡り歩き、ニューヨーク・メッツでも「16」、ミルウォーキー・ブルワーズ「11」、デトロイト・タイガース「23」、ボストン・レッドソックスで「11」を着けました。2001年に在籍していたボストン・レッドソックスでは、2度目のノーヒットノーランを達成。2003年シーズンにMLB通算100勝、2005年に日米通算200勝を達成しました。

その後は、古巣ロサンゼルス・ドジャースに「10」を背負って舞い戻り、タンパベイ・デビルレイズで「11」「99」を身につけ、カンザスシティ・ロイヤルズにて自身最後の背番号となる「11」を背負いました。

大きなワインドアップから、いったん背中を打者に向ける「トルネード投法」で多くのファンを魅了し、MLBで日本人活躍の道を切り拓いた伝説の先駆者です。


※情報は3月7日時点のものです。
※背番号歴は選手の現役時代のみを記載しています。
※現在現役・引退をした選手に関わらず敬称は「選手」で統一しています。

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