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【15→(106)→57→19→18→54→11】移籍後に打撃投手の背番号で試合に登板し、三者連続三振を記録した幻の背番号を持つ名投手

  • 2024.3.5

【問題】この歴代背番号だれ?

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長い歴史を持つ野球界で、一流の活躍をしつつ背番号が何度も変わる選手はほんの一握り。また、長期にわたり先発やリリーフとしても日米で活躍し、多彩なピッチングで今もなお現役を続行しているのは並大抵の才能では成立しません。

また、選手の中にはユニフォームの準備が間に合わず、臨時の背番号をつけて活躍した珍記録を打ち立てた人物も存在します。

日米計3球団に移籍し、2024年時点で背番号が6回変わっている選手とは一体だれなのでしょうか?

ヒント...

・入団1年目は若手の逸材が背負うと言われている「15」を身につけ、先発としてプレーしました。

・2020年からは千葉ロッテマリーンズに移籍し、「57」を背負いました。

・翌年の2月にボストン・レッドソックスに背番号「19」で入団。

・現在は古巣千葉ロッテマリーンズにて「11」を背負い、プレーしています。

正解...

澤村拓一選手でした!

佐野日本大学高等学校を卒業後、中央大学を経て2010年にドラフト1位で読売ジャイアンツに入団しました。球団の清武英利氏から沢村栄治選手を1つ超えていくという意味で、「15」を背負ってほしいと言われ、1年目は指定された背番号を身につけ、開幕から先発ローテーションに入り、11勝を挙げて新人王に輝きました。

翌年の2012年も10勝を記録し、2年連続で2桁勝利を達成しました。2013年には侍ジャパンに選出され、WBCにもリリーフとして出場しました。シーズンでは援護に恵まれず5勝10敗に終わり、後半戦はリリーフとして起用されました。

2014年には再び先発で登板しましたが、5勝に終わり、その後はリリーフに転向しました。2015年は開幕から抑えとして起用され、36セーブを挙げ、2016年には37セーブで初のセーブ王に輝きました。

2020年9月に香月一也選手との交換トレードで千葉ロッテマリーンズに移籍。移籍発表翌日に一軍登録され、ユニホームが間に合わず、福嶋打撃投手の番号である「106」番をつけて即座に登板し、三者連続三振を達成しました。その後、背番号「57」を背負い、同年のオフには海外FA権を行使してメジャーリーグへの挑戦を表明。交渉は長引きましたが、2021年2月中旬にボストン・レッドソックスへの入団が決定しました。2021年は「19」を背負い、リリーフとして55試合に登板し、防御率3.06と10ホールドをマークし、チームのポストシーズン進出に貢献しました。2022年には「18」を背負ってチームに貢献し、8月17日には、MLB通算100試合の登板数と計100奪三振を記録。

2023年1月末、古巣の千葉ロッテマリーンズに復帰することが発表され、背番号「54」を身につけてNPBにて現役続行。2024年は「11」を背負い、日米で今もなお活躍する名投手として球界を盛り上げることに期待が高まります。


情報は3月4日時点のものです

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