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【打率.336/55本塁打/115打点】落合と共に"たった2人しか達成していない記録"を持つ、異次元な弾道でホームラン放ったスラッガー

  • 2024.3.2

【問題】2002年にこの成績を残した選手はだれ?

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長い歴史のある日本球界。記録上、日本のプロ野球で初めてプレーをした外国籍選手は、1934年のチームが設立してまもない球団に入団したことが始まりとされています。

当時は日本の精密野球に馴染めない助っ人選手も多数いましたが、近年は日本人離れしたフィジカルと豪快さでNPBのレジェンド選手にも引けを取らない記録を残す選手が現れています。

その中で、数々の史上初記録を樹立し、NPBの本塁打史を変えた助っ人選手とは一体だれなのでしょうか?

ヒント...

・2001年に来日し、NPB入りしました。

・オープン戦から推定150メートルの本塁打を記録するなど、圧倒的な打撃が特徴。

・同時期に入団した助っ人選手とのコンビ名「ツインバズーカ砲」で親しまれました。

・シーズン本塁打記録は歴代トップ5に入っています。

正解...

アレックス・カブレラ選手でした!

2001年に来日し、埼玉西武ライオンズに入団。オープン戦から圧倒的なホームランを連発し、わずか64試合で30本塁打に到達するという離れ業を披露し、プロ野球タイ記録を樹立。また、NPB1年目の最多記録となる49本塁打を放ち、同じ時期に入団したスコット・マクレーン選手とのコンビ名「ツインバズーカ砲」もたちまち話題となりました。

4月30日の千葉ロッテ・マリーンズ戦(西武ドーム)で放った第17号ホームランは、スコアボードをかすめて場外に飛び出し、推定飛距離はなんと150メートル。この一発は月間の日本タイ記録15本目としても記録されました。また、26日のダイエー戦(西武ドーム)で放った25号ホームランは、当たれば賞金1000万円の地上20メートルの看板に直撃し、5メートル上の屋根をも直撃。はね返った打球は屋根とスタンドの隙間から場外に消え、推定飛距離はなんと170メートルに達しました。

2002年には、シーズン本塁打数で王貞治選手とタフィ・ローズ選手と肩を並べる「55」という驚異的な記録を残し、リーグ1位となる出塁率.467、長打率.756、OPS1.223などの好成績を収め、球団のリーグ優勝の立役者となるほか、パ・リーグMVPにも輝き、圧倒的なパワーと功績を示しました。

2003年、落合博満選手が1985年とその翌年に達成して以来の記録である2年連続50本塁打を達成。この球史における大偉業は、NPB史上たった2人しか樹立していない驚愕の記録です。また、3年間で150本塁打以上を記録したのは、史上唯一の快挙でした。同時に、2年連続で打率3割以上を維持し、入団から3年連続での100打点も達成するという異次元の成績を誇ります。

アウトコースを大根斬りで、ライトスタンドへ運んだ一発は、打ち方もさることながら、その弾道に多くのファンが驚きました。

NPB在籍12年間で計3つの球団を渡り歩き、NPB生涯打率は.303という平成を代表するスーパースラッガーです。


情報は3月1日時点のものです。

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