1. トップ
  2. 【防御率2.30/16勝/199奪三振】高卒1年目から白星を挙げられなかった年が1回もない!?20年連続白星が目前に迫る現役のレジェンド

【防御率2.30/16勝/199奪三振】高卒1年目から白星を挙げられなかった年が1回もない!?20年連続白星が目前に迫る現役のレジェンド

  • 2024.4.9
  • 20471 views

【問題】2009年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

undefined
TRILL作成

球持ちがよく、打者に近いポイントでリリースする投手のボールは、実際の球速よりも速く見えると言われますが、長くボールを持つためには、下半身の粘りが不可欠です。もちろん、下半身を鍛えるためには地道な走り込みが必要であり、豊富な走り込み量が強靭な足腰を生み出すのは言うまでもありません。

そこで今回は、鍛え抜かれた足腰がもたらす球持ちのよさと、力のロスが少ない美しいフォームが特徴の本格派右腕をテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの投手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・2004年にプロ球団入りしました。

・1年目から開幕一軍入り。

・2009年シーズンに沢村賞を獲得2003年シーズンから2年連続で15勝をマーク。

・NPB史上唯一、3球団で最多勝のタイトルを手にしています。

正解は…

涌井秀章 選手でした!

こちらは、2009年シーズンの成績です。

横浜高等学校から、2004年にドラフト1位で指名され、西武ライオンズに入団しました。1年目から開幕一軍入りを果たすと、2年目の2006年シーズンから先発ローテーションに定着。12勝を挙げました。

2007年シーズンは17勝、2009年シーズンは16勝、千葉ロッテマリーンズ移籍後の2015年シーズンは15勝で、最多勝のタイトルを獲得。2009年シーズンは沢村賞に輝き、2009年、2010年、2015年、2016年シーズンはゴールデングラブ賞も受賞しています。

2019年シーズンオフに東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍すると、2020年シーズンに11勝を挙げ、4度目の最多勝に。NPB史上唯一、3球団で最多勝のタイトルを手にしました。2022年シーズンオフに中日ドラゴンズに移籍し、同球団のエースナンバー「20」を背負います。

高卒1年目となる2005年から、2023年までの19年間全てで白星を挙げており、今シーズン白星を挙げれば20年連続となります。

走り込み量の多さは球界有数と言われ、鍛え上げた足腰と、バランスの取れたフォームから最速150キロ前半の快速球を投げ込みます。開幕したばかりの2024年シーズンでは、プロ野球史上24人目となる通算2000奪三振を記録。ベテランながら、体力、スタミナに不安はなしの鉄腕投手で"松坂2世"とも称されています。今シーズンはどんな活躍を見せてくれるのか、目が離せません。


※情報は4月1日時点のものです。

の記事をもっとみる