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【打率.325/95打点/35本塁打】長嶋茂雄が大絶賛し、王貞治に次ぐ4打数連続本塁打を達成した伝説のスラッガー

  • 2024.4.11
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【問題】1982年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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TRILL作成

体格に恵まれた選手が多いプロ野球界。とりわけ、ホームランバッターは大柄な選手が多く、並外れたパワーでボールをスタンドまで運びます。

そんななか、プロ野球選手としては小柄な体格ながら、球史に残る成績を残した稀代のホームランバッターがいました。猛練習による肉体改造と打法改良により、球界を代表する長距離打者の一人になったのです。

今回は、努力を重ねることで、小柄な体格ながらホームランを量産したレジェンドをテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの選手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・1974年にプロ球団入りしました。

・1年目から一軍に定着。

・不動の四番打者として、本塁打王を3度獲得。

・本塁打は「狙って打つもの」という考えを持っていました。

正解は…

掛布雅之 選手でした!

こちらは、1982年シーズンの成績です。

習志野市立習志野高等学校から、1974年にドラフト6位で指名され、阪神タイガースに入団しました。1年目から一軍に定着し、1976年シーズンに27本塁打、83打点、打率.325を記録。ベストナインに選ばれます。

1977年シーズンは23本塁打、打率.331を記録し、1978年シーズンは32本塁打、打率.318をマーク。また、1978年8月31日の広島戦から9月1日のヤクルト戦までの間、1四球を挟んで4打数連続本塁打を達成しました。これは、青田昇選手や王貞治選手らに続いて史上9人目となる、日本タイの記録となり、当時セ・リーグの長嶋茂雄監督が、「掛布君が本物のスターに成長した」と大絶賛しました。    

  1979年シーズンは、チームの主砲として、48本塁打、95打点、打率.327の成績を収め、初の本塁打王を獲得。1981年シーズンはキャリアハイとなる打率.341をマークし、1982年、1984年シーズンにも本塁打王に輝きます。

1985年シーズンに、読売ジャイアンツの槙原寛己選手から放った、ランディ・バース選手、掛布雅之選手、岡田彰布選手の3者連続バックスクリーン弾は、今なお伝説として語り継がれる、日本プロ野球の名シーンです。

身長175センチと、プロ野球選手としては小柄な体格ながら、猛練習と打法改良によって球界屈指のホームランバッターになった、努力の人です。


※情報は4月3日時点のものです。

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