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【打率.323/本塁打46/打点114】球団史上初の3年連続30本塁打を放った"松坂世代の最強"の男

  • 2024.4.20
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【問題】2008年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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TRILL作成

本塁打を量産するには、強引に引っ張るだけでなく、逆方向にも飛距離を出せる高いバッティング技術が求められます。

身体から遠い外角のボールにしっかりとミートし、逆らうことなく逆方向に飛ばすことができれば、本塁打数が増えるだけでなく、高打率を記録でき、さらには、チームバッティングにも長けた選手になれるのです。

そこで今回は、広角打法を武器に、本塁打を量産した名スラッガーをテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの選手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・2002年にプロ球団入りしました。

・1年目から25本塁打の活躍。

・2007年、2008年シーズンは本塁打王に。

・愛称は「シュウ」「男」

正解は…

村田修一選手でした!

こちらは、2008年シーズンの成績です。

東福岡高等学校から日本大学を経て、2002年にドラフト自由獲得枠で横浜ベイスターズに入団しました。1年目から104試合に出場し、25本塁打をマーク。2006年シーズンから4番を任されるようになり、34本塁打、打率.266、114打点の活躍を見せました。

2007年シーズンは、全ての試合に4番としてスタメン出場し、36本塁打で初の本塁打王に輝くと、2008年シーズンも46本塁打を放ち、2年連続で本塁打王と自身初の打率3割を達成しました。また、2006年〜2008年まで3年連続で30本塁打以上を記録したのは横浜ベイスターズ史上初の快挙でした。

2011年シーズンオフにFA権を行使し、読売ジャイアンツへ。2013年シーズンに25本塁打、164安打、打率.316の活躍を見せます。2018年3月、独立リーグBCLの栃木ゴールデンブレーブスに入団。シーズン終了までBCLでプレーした後、現役を引退しました。

広角に本塁打を打てる高いバッティング技術を持ち、2011年シーズンの本塁打は右方向が35%に及びました。頭を動かさず、どっしりと構えるバッティングフォームは投手に威圧感を与えたことでしょう。"男村田"の愛称で親しまれ、打撃面はもちろん、三塁の華麗な守備でもファンを魅了し、どんな逆境にも勇敢に立ち向かって己の生き様を貫いた松坂世代最強の名スラッガーです。


※情報は3月19日時点のものです。

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