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【打率.310 /47本塁打 /144打点】王貞治と共に歴代でたった2人しかいない大記録を持つ球団史上最強助っ人

  • 2024.3.21

【問題】2006年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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NPB球団に移籍してくる外国人選手の多くが苦労するのが、日本野球ならではの配球の緻密さ。キャッチャー主体の配球や、それに応える投手の制球力の高さに順応し、すぐれた打撃成績を残すのは容易ではありません。

そんな環境下で、来日1年目から2年連続で本塁打王を獲得した、「助っ人」の名にふさわしい活躍を見せた外国人選手をご存知でしょうか?

今回は、NPB在籍期間中にシーズン35本塁打を下回ったことのない、伝説の助っ人外国人選手をテーマにクイズを出題。

イラストの成績がどの選手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・2003年にプロ球団入りしました。

・1年目から2年連続の本塁打王。

・6年間で脅威の240本塁打。

・逆方向にも本塁打を打てるのが特徴。

正解は…

タイロン・ウッズ 選手でした。

こちらは2006年シーズンの成績です。

2003年に横浜ベイスターズに入団。1年目から40本塁打を放ち、本塁打王を獲得。2004年シーズンにも45本塁打、103打点をマークし、2年連続で本塁打王に輝きます。

2005年に中日ドラゴンズに移籍し、38本塁打を記録。2006年シーズンは、打率.310、47本塁打、144打点と、堂々の成績。チームのリーグ優勝に大きく貢献します。2007年シーズンは35本塁打を放つとともに、クライマックスシリーズ、日本シリーズでも活躍しました。2008年シリーズは35本塁打。NPB在籍期間中にシーズン35本塁打を下回ることは一度もありませんでした。同年9月4日の東京ヤクルトスワローズ戦では、9回表にレフトスタンドへ第30号となる2ランホームランを放ち、来日から6年連続で30本塁打以上を達成。これは、外国人選手として初めての快挙でした。

10月3日の横浜ベイスターズ戦では、5回表にレフトスタンドへ第35号の3ランホームランを記録し、6年連続で35本塁打以上という大記録を達成しました。この記録は、過去に王貞治選手ただ1人が達成しており、史上2人目の大記録となります。   

左方向だけでなく、右方向にも本塁打を打つことができ、逆方向に本塁打を放つ技術に長けていました。また、状況に応じてバッティングを切り替える技術も持ち、チャンスではセンター前に軽打を打つことも多かった選手です。

NPB在籍中の通算成績は、打率.289、240本塁打、616打点、851安打。主なタイトルは、本塁打王3回、打点王1回、ベストナイン3回。


※情報は3月15日時点のものです。

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