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【防御率2.39/26勝/143奪三振】史上初の3年連続MVPを受賞し、NPB史上最長の12年連続開幕投手を務めたサブマリン

  • 2024.3.19

【問題】1976年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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プロ野球界でも珍しいアンダースロー投手。その投法は「サブマリン投法」とも呼ばれます。さて史上最高のサブマリン投手と呼ばれることもある一人のレジェンドをご存知でしょうか?

現役時代は12年連続で開幕投手を務めた、アンダースロー投手として日本プロ野球最多の通算284勝を記録した伝説の投手です。

そこで今回は、歴史上最も優れているサブマリン投手の呼び声も高いレジェンドをテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの投手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・1969年にプロ球団入りしました。

・3年目に22勝をマーク。

・17年連続で2桁勝利。

・歴史上初の3年連続MVP。

正解は…

山田久志 選手でした!

こちらは、1976年シーズンの成績です。

秋田県立能代高等学校から、社会人野球チームの富士製鐵釜石を経て、1969年にドラフト1位で阪急ブレーブスに入団しました。高校時代はサイドスローでしたが、富士製鐵釜石所属中にアンダースローに転向。プロ入り1年目は未勝利に終わったものの、2年目に10勝を挙げます。

3年目の1971年シーズンに22勝を挙げ、防御率1位を獲得。阪急ブレーブスのエースとして、1986年シーズンまで17年連続で2桁勝利を挙げます。4年目の1972年シーズンも20勝をマークし、最多勝を獲得。チームの優勝の原動力となりました。また、1976年シーズンから1978年シーズンまで、NPB史上初の3年連続でMVPを獲得。阪急ブレーブスの黄金時代を支えました。

アンダースローから140キロを超える直球を投げ、カーブ、シンカーを操りました。特に評価が高かったのがシンカーで、落差の大きな「山田シンカー」として恐れられました。通算成績は、284勝166敗43セーブ、防御率3.18、2058奪三振。主なタイトルは、最多勝3回、最優秀防御率2回、最高勝率4回、シーズンMVP3回。ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞5回。

アンダースロー投手として、NPB最多の通算284勝を達成した往年の大投手です。

開幕投手を12度務め、これは村田兆治選手の13回に次ぐ2位の記録を持ち、12年連続はNPB史上最長記録を持ちます。


※情報は3月15日時点のものです。

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