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【打率.317/34本塁打/109打点】11年間で1579安打を記録し、通算打率歴代1位の記録を持つ最強助っ人

  • 2024.3.10

【問題】1977年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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その選手がどれだけ安定してヒットを重ねたのかがわかる、生涯打率。どんな強打者でも好不調の波はあり、生涯打率3割以上を打ち立てられる選手はそう多くありません。

では、今なお破られていない、日本プロ野球歴代1位の生涯打率(4000打数以上)を残した選手をご存知でしょうか?実は、その選手は「助っ人外国人」。日本プロ野球界入りした年から引退年まで、好成績を残し続けました。

そこで今回は、そんな偉大な打率成績を残した名スラッガーをテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの選手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・1977年にNPB入りしました。

・1年目から本塁打王、打点王のタイトルを獲得。

・1980年シーズンには首位打者に。

・通算打率の歴代最高記録を持っています。

正解は…

レロン・リー選手でした!

こちらは、1977年シーズンの成績です。

MLBを経て、1977年にロッテオリオンズに入団しました。オープン戦でスコアボード真下に届く特大本塁打を放ち、評価が一変します。打率.317、34本塁打、109打点の素晴らしい成績を収め、1年目の1977年シーズンから本塁打王、打点王の2冠を獲得。その後、3番打者に定着し、翌年からは4番打者である落合博満選手とのコンビで活躍しました。

4年目の1980年シーズンには打率.358の好成績を残し、首位打者に。慣れないNPBでここまでの成績を残せるのは、同じ左バッターの王貞治選手からのアドバイスが大きな要因で、打撃ポイントを下の右手に置くように勧められたリー選手。その工夫はすぐに結果に表れ、右手を重視することで力みが減り、ファウルボールが著しく減少し、ホームランが増加。その成果として、1年目から本塁打王を獲得する快挙を成し遂げました。

1977年から1987年までのNPB通算11年の成績は、1315試合 1579安打 打率.320 283本塁打 912打点。どんなコースでも打てる天才的なバッティング技術を持ち、通算打率.320は歴代1位。規定打席に到達し、打率3割以上をマークしたのは9回に及びます。通算安打は1579本で、外国人選手として21年間歴代最多を守りました。

弟のレオン・リー選手も1978年にロッテ・オリオンズに入団し、1982年シーズンまでともにプレーしました。


※情報は3月6日時点のものです。

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