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【打率.329/31本塁打/102打点】NPB史上3名しか達成していない大記録を持ち、国民栄誉賞を受賞したスーパースター

  • 2024.3.8

【問題】1984年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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TRILL作成

打撃技術や投球技術、守備力、走力などもさることながら、プロ野球選手において最も重要な資質の一つとも言えるのが、フィジカルの強さではないでしょうか。

どれだけ才能があっても、ケガをして試合に出場できなければ、その能力を発揮することはできません。シーズンを通して試合に出場し続ける体力と、ケガをしない身体作りが求められるのです。

そこで今回は、2215試合連続出場の日本記録保持者をテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの選手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・1965年にプロ野球球団入りしました。

・1968年からレギュラーに定着。

・2215試合連続出場の日本記録を持ちます。

・愛称は「鉄人」。

正解は…

衣笠祥雄選手でした!

こちらは、1984年シーズンの成績です。

平安高等学校から、1965年に広島カープに入団しました。捕手として入団しますが、2年目の1966年シーズンから一塁手に。1968年シーズンからレギュラーに定着し、75年以降は主に三塁手として活躍します。

1970年シーズン終盤から、1987年の現役引退まで、2215試合に連続出場。これは当時の世界記録であり、今もなお破られていない日本記録でもあります。山本浩二選手とともに、赤ヘル打線の主砲として活躍。広島東洋カープ黄金時代を築きました。

1987年6月13日、広島球場で2131試合連続出場を達成しました。この記録は、当時の大リーガー、ルー・ゲーリック選手が樹立した2130試合連続出場の世界記録を更新するものでした。日本全体がその偉業を称え、王貞治選手に次ぐ、NPBの歴史上2人目の国民栄誉賞が授与されることとなりました。同シーズン終了後に引退しましたが、その最後の試合まで連続試合出場を続け、最終的には2215試合に達することとなりました。

ゴールデングラブ賞を3度受賞し、1976年には盗塁王を獲得するなど、走攻守揃った選手でした。
また、張本勲選手、山本浩二選手と共に、NPB史上3名しか達成していない、500本塁打200盗塁の大記録を持ちます。

通算成績は、2677試合、2543安打、504本塁打、1448打点、266盗塁、打率.270。「鉄人」と呼ぶにふさわしい、偉大な記録を打ち立てた名選手です。


※情報は3月4日時点のものです。

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