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「歴代最強だと思うバルセロナのFW」ランキング!1位は圧倒的得票数で「メッシ」!2位と3位は?【サッカーファン174人に聞いた】

  • 2024.5.13

 

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出典:PIXTA

昨シーズン、27度目のラ・リーガ制覇を成し遂げたバルセロナ。クラブのレジェンドであるシャビ・エルナンデス監督に率いられているチームのエースFWはロベルト・レヴァンドフスキ選手で、加入1年目の昨季は23ゴールを決めて得点王に輝きました。

スペイン屈指のビッグクラブであるバルセロナでは、現代のレヴァンドフスキ選手だけではなく、過去にも様々なFWが観客を魅了しました。そのなかで、ファンが“歴代最強”だと思っている選手はいったい誰なのか?

そこで今回は、サッカーファン174名を対象に「歴代最強だと思うバルセロナのFW」についてアンケートを実施しました。

なお、「最強」の定義自体を回答者の方に委ねているので投票理由も千差万別です。なかには時期によって他のポジションで起用されていた選手もいますが、本アンケートでは回答の対象としています。

それではランキングを見ていきましょう。

【第3位】ロナウジーニョ(11票)

第3位はロナウジーニョ選手がランクインしました。

ブラジル出身のロナウジーニョ選手は母国のグレミオでプロキャリアをスタートさせ、フランスのパリ・サンジェルマンを経て2003年にバルセロナへ移籍。加入1年目の2003-2004シーズンはリーグ32試合に出場し、15ゴールを決めました。

ロナウジーニョ選手の主戦場は、4-3-3フォーメーションの左ウイング。カットインからのシュート、ヒールキックパス、変幻自在なドリブルなど、アイデア溢れるプレーが特徴です。得意技はエラシコ。アウトサイドタッチからインサイドで切り返すフェイントは、サッカー少年が真似したくなるような鮮やかなテクニックでした。

日本にもロナウジーニョ選手のプレーに魅了されたファンは多いようです。今回の回答理由には、「1対1の時のクリエイティブなスキルは最高だったし、何よりも楽しそうにプレーする表情が良かった」「また何をしてくれるのかのワクワクを期待できる最強のFW」といった声がありました。

特に印象深いのは2005-2006シーズン。レアル・マドリーとのエル・クラシコで2ゴールを挙げて3-0の勝利に貢献するなど、好調を維持し続け、リーグ17得点の活躍でリーガ・エスパニョーラ2連覇に貢献しました。また、チャンピオンズリーグ制覇の立役者にもなり、世界最高の選手に贈られるバロンドールを受賞。サッカー界の主役となった当時のパフォーマンスは多くのファンの脳裏に焼き付いています。

全盛期の彼のサッカーは、とにかく、見ていて面白かった。1対1の時のクリエイティブなスキルは最高だったし、何よりも楽しそうにプレーする表情が良かった。(54歳・男性)
バロンドールもとっており、また何をしてくれるのかのワクワクを期待できる最強のFWです(45歳・男性)
ドリブルの能力が桁違いに上手いし、パスも上手かったから(25歳・男性)
上手いだけでなく、観客を楽しませてくれるワクワクさせてくれるプレイが魅力的。(47歳・男性)

【第2位】ルイス・スアレス(14票)

第2位はルイス・スアレス選手でした。

ウルグアイ出身のスアレス選手はリバプールでのゴール量産を評価され、2014年7月に8100万ユーロの移籍金でバルセロナへ加入。2019-2020シーズンまでの所属で6年に渡りリーグ二桁ゴールを記録し続け、2年目の2015-2016シーズンは35試合で40ゴールと圧巻の得点力を発揮しました。

スアレス選手がCFで活躍していた時代のバルセロナは、主に右ウイングがリオネル・メッシ選手、左ウイングがネイマール選手でした。それぞれの頭文字からMSN(M=メッシ選手、S=スアレス選手、N=ネイマール選手)と呼ばれた3トップはファンの印象にも残っており、「ネイマールとメッシとの3トップ時代は歴代最強。自分で強引に点も取れるし、ネイマールとメッシを生かしたプレーもしていた」という称賛のコメントもありました。

スアレス選手の勝負強さが際立った試合と言えば、2016-2017シーズンのチャンピオンズリーグ・ラウンド16パリ・サンジェルマン戦、ホームで行なわれた第2戦です。第1戦を0-4で落とし、勝ち上がりには絶望的と思われた一戦で、スアレス選手は3分に先制ゴールを奪取。逆転への希望をつなぐと、試合終盤には巧みな動き出しから相手DFのファールを誘いPKを獲得し、2戦合計スコア6-5という奇跡の勝利の立役者となりました。

パリ・サンジェルマン戦の得点に象徴されるように、オフ・ザ・ボールの動きが武器のストライカーであるスアレス選手。回答者からも「ゴール前の動き出し、決定力は神がかっていました。スピード、フィジカル、テクニカルのどれを取っても一級品。まさに歴代最強」と評価されていました。

メッシ、ネイマールとのMSN時代が忘れられません。その当時から伝説だったメッシ、サントスからやってきたブラジルの秘宝ネイマールと肩を並べても全く色褪せない存在でした。ゴール前の動き出し、決定力は神がかっていました。スピード、フィジカル、テクニカルのどれを取っても一級品。まさに歴代最強ではないでしょうか。(31歳・男性)
ネイマールとメッシとの3トップ時代は歴代最強だったと思う。自分で強引に点も取れるし、ネイマールとメッシを生かしたプレーもしていた。(26歳・男性)
バルサと言えばメッシもいましたが、FWという感じから言えばルイス・スアレスだと思います。収まるし、裏抜け出来るし、足元も上手く体が強いとほぼ完璧なFWで得点を量産していたからです。(39歳・男性)
周りに恵まれてた点もあるが、やはり得点力は魅力。ゴールパターンも豊富だった。(42歳・男性)

【第1位】リオネル・メッシ(117票)

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写真:AP/アフロ

そして、第1位はリオネル・メッシ選手です。100以上の票を集めていますから、この結果に納得の方も多いのではないでしょうか。

バルセロナのアカデミーで育ったメッシ選手は、2020-2021シーズンまでの所属で公式戦通算778試合に出場し、672ゴール・303アシストという驚愕の数字を叩き出しました。10度のラ・リーガ優勝、4度のチャンピオンズリーグ制覇など多くのタイトル獲得に貢献したクラブのレジェンドです。

メッシ選手の主要ポジションは4-3-3フォーメーションの右ウイングですが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下ではCFでプレーした時期もありました。純粋なストライカータイプのプレーヤーではない選手を3トップの中央に配置する“偽9番”という戦術の先駆けです。具現化できたのも、メッシ選手がドリブルだけではなく、パス、シュートなどあらゆるスキルを兼ね備えたFWだったからでしょう。

実際、回答者からは圧倒的な数の票が投じられました。「ドリブルによる突破力に加え、ミドル・ロングと距離を問わないシュートで圧倒的な決定力も兼ね備えたサッカー界を代表するFW」「ドリブルが細かく、スピード・アイデア・技術どれをとっても相手にとって脅威」といった評価からは、いかにスーパーなFWだったかが窺えます。

トップチーム昇格から数年はドリブラーとしての印象も強かったメッシ選手ですが、やはり圧巻なのは得点力で、2011-2012シーズンはリーグ37試合で50ゴールをマーク。ラ・リーガ通算474ゴールは歴代最多、チャンピオンズリーグ得点王は6度と圧巻の成績を残してきました。

そして世界年間最優秀選手に贈られるバロンドールの受賞も8度。「得点王、バロンドール賞を何度も受賞するのは簡単なことではない。歴史に名を残すスーパースター」「サッカー好きでもそうじゃなくても、一度は聞いたことのあるほどのスター選手だし、その名に恥じないバルサの黄金期を支えた1人」という回答者からのコメントからも分かるとおり、メッシ選手が今回のランキングでも1位に輝いたのは、十分に納得できる結果となりました。

得点王、バロンドール賞を何度も受賞するのは簡単なことではない。歴史に名を残すスーパースターです。(40歳・男性)
サッカー好きでもそうじゃなくても、一度は聞いたことのあるほどのスター選手だし、その名に恥じないバルサの黄金期を支えた1人。MSNは無敵すぎた…(27歳・女性)
ドリブルによる突破力に加え、ミドル・ロングと距離を問わないシュートで圧倒的な決定力も兼ね備えた、サッカー界を代表するFWであるためです。(39歳・男性)
バルセロナでも最強ですが、歴代FWでも最強では?と思うほどプレイスタイルが華麗です。ドリブルだけでなく、ごろシュートの正確性が尋常じゃありません。人を魅了するFWです。(41歳・男性)
バルセロナ、アルゼンチン代表で数多くのタイトルをとり、バロンドールにも何回も受賞しています。ドリブルが細かく、スピードアイデア技術どれをとっても相手にとって脅威でした。(38歳・男性)

4位以下の選手とコメント

サミュエル・エトー(9票)

歴代よりすぐりのストライカーが揃っていたけれど、ここ一番での決定力と勝負強さが印象深いです。(53歳・女性)

ロナウド(3票)

在籍期間1年間でしたが、特大のインパクトを残した選手です。ドリブルは速さに加え力強さを兼ね備えていて、まさにその姿は相手を「ぶち抜く」という言葉がピッタリでした。さらにシュートは普通の選手よりシュートレンジが広く、この距離からでは無謀ではと思う位置からでも正確にゴールの四隅をキレイに射貫く姿は小さい頃の私の憧れでした。もう少し長く怪我をする前のロナウドをバルセロナで見れていたら…という願望を抱くぐらい素晴らしいFWでした。(42歳・男性)

ロマーリオ(3票)

ライフ率いるドリームチームの時の活躍が記憶に残っている。未だに越えるストライカーは出てきていない様に思う。(44歳・男性)

フェラン・トーレス(3票)

ゴール数も多いがアシストも安定して行える天才だと思います。(27歳・男性)

ロベルト・レヴァンドフスキ(3票)

跳躍力が高くロングボールを頭で味方に落とすプレーもでき、足元も高い技術があるのでそれを活かしたポストプレーも魅力的であるからです。(41歳・女性)

結果はこちら

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TRILL作成
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回答結果を元に作成したグラフがこちらになります。

4位にはサミュエル・エトー選手がランクイン。右ウイングに1位のメッシ選手、左ウイングに3位のロナウジーニョ選手、CFに4位のエトー選手が並んだ2005-2006シーズンは、ラ・リーガとチャンピオンズリーグの2冠を達成しているだけに、当時のチーム成績が影響するアンケート結果でもありました。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査実施日:2024年02月16日~2024年03月01日
調査対象:全国の10代~70代
有効回答数:174

※記載している回答は原文ママ
※2024年5月3日時点での情報です。
※現在現役・引退をした選手に関わらず敬称は「選手」で統一しています。

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