1. トップ
  2. 「歴代最強のレアル・マドリードのFW」ランキング!3位「ロナウド」、2位「ラウール」を抑えた1位は?【サッカーファン134人に聞いた】

「歴代最強のレアル・マドリードのFW」ランキング!3位「ロナウド」、2位「ラウール」を抑えた1位は?【サッカーファン134人に聞いた】

  • 2024.5.10
undefined
写真:PIXTA

激戦必至のチャンピオンズリーグは5/8(日本時間)に準決勝を終え、スペインのレアル・マドリードはドイツのバイエルン・ミュンヘン相手に、2試合合計4-3で勝利し、2年ぶりの欧州制覇に向けて期待が高まっています。

バイエルン戦では、後半43分、後半46分にFWのホセルが立て続けにゴールを奪い、劇的な逆転勝利。18ゴールでラ・リーガの得点ランキング2位につけるMFジュード・ベリンガム選手にも注目が集まりますが、この他にもリーグ戦で13ゴールをマークしているヴィニシウス・ジュニオール選手や、10ゴールをマークしているロドリゴ選手など、FWの活躍が目立ちます。

潤沢な資金を活かし多くのスターを獲得し、史上初のCL三連覇を果たすなど、欧州サッカーを牽引してきたレアル・マドリードでは、過去にも様々なFWが観客を魅了しましたが、ファンが「歴代最強」だと思っている選手は誰なのか?

今回はサッカーファン134名を対象に「歴代最強のレアル・マドリードのFW」についてアンケートを実施しました。

そこで得られた回答結果をランキング形式で紹介します。

なお、「最強」の定義自体を回答者の方に委ねているので投票理由も千差万別です。また、なかには他のポジションで起用された選手もいますが、本アンケートでは回答の対象としています。

それではランキングを見ていきましょう。

【第3位】ロナウド(20票)

第3位はロナウド選手がランクインしました。

ブラジル出身のロナウド選手(ロナウド・ルイス・ナザーリオ・デ・リマ)は母国のクルゼイロでプロキャリアをスタートさせ、オランダのPSV、スペインのバルセロナ、イタリアのインテルを経て2002年にレアル・マドリードへ移籍。加入1年目の2002-2003シーズンは31試合で23ゴールを決め、チームをリーグ優勝に導きました。

最も印象深い活躍を見せたのは、2002-2003シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝、マンチェスター・ユナイテッドとのアウェーマッチでしょう。自慢の快速を飛ばしたロナウド選手は、相手の最終ライン裏に抜け出すと、ニアをぶち抜く強烈ショットを突き刺し、さらに左サイドからのクロスを押し込んで2ゴール目を奪取。その後、圧巻のスーパーミドルも決め、ハットトリックを達成しました。

このハットトリックに象徴されるように、スピードを活かしたゴールが得意で、シュートは強烈でした。回答理由のなかには、「強靭なフィジカルに合わせて、シュート力、シュートの正確さ、スピード!特にドリブル時のスピードが落ちないのは凄い!」という評価もありました。

2002年に自身2度目となるバロンドールを受賞。翌2003-2004シーズンは、リーグ戦で24ゴールを決めました。当時はスペイン代表のラウール選手、フランス代表のジネディーヌ・ジダン選手、ポルトガル代表のルイス・フィーゴ選手、イングランド代表のデビッド・ベッカム選手など多くのスターとチームメイトだった“銀河系軍団”において、得点源だったロナウド選手。回答の中には、「怪物の名を欲しいままにして銀河系軍団の先頭に立つに相応しい選手」という声も寄せられています。

強靭なフィジカルに合わせてシュート力シュートの正確さ、スピード!特にドリブル時のスピードが落ちないのは凄い!メッシやイブラも憧れるほどのポテンシャルと実績はやはり最強です!(32歳・男性)
怪物の名を欲しいままにして銀河系軍団の先頭に立つに相応しい選手でした。(38歳・女性)
怪我は多かったがレアルのFWで真っ先に思い浮かぶのがこの人 得点することに関しては歴代一位ではないかと思う。(47歳・男性)
ブラジルの怪物とも言われ、圧倒的な技術にスピード、パワーに本当に群を抜いていました。(40歳・男性)

【第2位】ラウール・ゴンサレス(22票)

undefined
写真:ロイター/アフロ

第2位はラウール・ゴンサレス選手でした。

レアル・マドリードの下部組織で育ったラウール選手は、1994年にトップチームデビュー。そこから2009-2010シーズンまで16年にわたり所属し、通算741試合に出場、323ゴールをマークしたクラブのレジェンドです。

6度のリーグ優勝3度のチャンピオンズリーグ制覇と、多くのタイトル獲得に貢献したラウール選手。最も輝いたのは、リーグとチャンピオンズリーグのダブル得点王に輝いた2000-2001シーズンでしょう。

一方、勝負強さが際立った試合といえば、二つのチャンピオンズリーグ決勝です。一つ目は1999-2000シーズンのバレンシア戦。相手GKとの1対1を冷静に制し、ダメ押しの3点目を決めました。そして二つ目は、2001-2002シーズンのレバークーゼン戦。ロベルト・カルロス選手のスローインをダイレクトで流し込み、先制点をマークしました。どちらのゲームも自らの得点で勝利に貢献し、欧州制覇の立役者となりました。

回答者からは、ラウール選手のストライカーとしての特長を表わす言葉が多く寄せられました。「サイズはないものの、テクニックの高さ・ゴールの嗅覚・多彩なゴールパターンどれをとっても一級品」「足元良し、頭良しとどこからでも点を取れる」といった評価からは、万能型FWとしての能力の高さが窺えます。

もっとも、得点力はさることながら、器用なFWでもありました。チャンスメイクにも長けてアシスト力があったため、フェルナンド・モリエンテス選手やロナウド選手、ルート・ファン・ニステルローイ選手ら様々なFWと前線でコンビを組みました。献身性も兼ね備えていたからこそ、スター揃いのレアル・マドリードで長くプレーできたのかもしれません。

00年代のレアルマドリードの象徴であり、長期間にわたってゴールを量産し続けた。サイズはないものの、テクニックの高さ・ゴールの嗅覚・多彩なゴールパターンどれをとっても一級品だった。(42歳・男性)
レアルの象徴的な存在として愛され、足元の卓越した技術でファンを魅了し続けたので。(31歳・男性)
レアルのFWと言えばラウールではないでしょうか。足元良し、頭良しとどこからでも点を取れるタイプで代表でも活躍していたスペインでも有数のFWだと思います。(39歳・男性)
レアルを語る上でラウールは外せません。それほどに魅力的でセンスあるストライカーはいないでしょう。抜群の得点能力でレアル歴代2位の記録を持っていますし、アシストでも魅せる事が出来る選手です。ラウールに渡れば何とかしてくれる安心感と、狙われたら最後の様な嗅覚は素晴らしいです。間違いなく歴代ベストイレブンに入ります。(49歳・男性)

【第1位】クリスティアーノ・ロナウド(74票)

undefined
写真:MarcaMedia/アフロ

そして、第1位はクリスティアーノ・ロナウド選手です。半数以上の票を集めていますから、C・ロナウド選手が1位という結果に納得の方も多いのではないでしょうか。

イングランドのマンチェスター・ユナイテッドで3度のプレミアリーグ優勝に加え、2007-2008シーズンには、チャンピオンズリーグ制覇の立役者となったC・ロナウド選手。2009年6月、当時史上最高額となる8000万ポンドの移籍金でレアル・マドリードに加入し、ホームスタジアムのサンティアゴ・ベルナベウで行なわれた移籍会見には、約10万人が集まりました。

加入1年目から期待に応える活躍を見せ、2009-2010シーズンは29試合で26ゴールをマーク。2010-2011シーズンは34試合で40ゴールを決め、得点王に輝きました。2011-2012シーズンは46ゴール、2014-2015シーズンは48ゴールと、驚愕の得点数を叩き出し続け、公式戦通算451ゴールはクラブ歴代最多記録です。マンチェスター・ユナイテッド時代はどちらかと言えばドリブラーの印象が強かったですが、この結果が示すとおり、レアル・マドリードではチームのエースストライカーとなりました。

ストライカーとしての能力については、次の回答者コメントに凝縮されています。

左右両足、頭、ゴール前、ペナルティエリア外、セットプレー、FKなど多彩なゴールパターン。また、鍛え抜かれた肉体の強さだけではなく、テクニックも卓越し、サッカー選手として死角がないオールマイティ

まさになんでもできるFWであり、世界最高の選手としてバロンドールを受賞した回数は5回。そのうちのほとんどがレアル・マドリード時代であり、回答者からは「世界最高の選手の一人。色々なクラブで活躍したがレアルマドリー時代が一番輝いていた」という声も寄せられました。

世界最高の選手の一人。色々なクラブで活躍したがレアルマドリー時代が一番輝いていたと思う。(42歳・男性) 
そのストライカーらしいプレースタイルは勿論のこと、バロンドールを数回も受賞するという名実ともに最高の選手と考えるから。(22歳・男性)
バロンドールを何度も受賞し、歴史に残る選手であることは間違いないです。サッカーの技術だけでなく、鍛えられた肉体とルックスなども優れていてスーパースターです。天才だと思われていますが、誰よりも早く来て一番最後まで練習している努力家が本当のところです。(32歳・男性)
圧倒的な存在感。スピードがあり、両足とヘディングどこからでも得点が取れる21世紀を代表する選手です。(49歳・男性)
左右両足、頭、ゴール前、ペナルティエリア外、セットプレー、FKなど多彩なゴールパターン。また、鍛え抜かれた肉体の強さだけではなく、テクニックも卓越し、サッカー選手として死角がないオールマイティさ。(31歳・男性)

4位以下の選手とコメント

カリム・ベンゼマ(8票)

長年レアルで活躍して、毎年安定した成績を残しており、二桁ゴールは当たり前でリーグ戦、カップ戦共に活躍し、必ず決めてくれる選手。高い打点のヘディングと強烈なシュートが持ち味で決定力も世界トップクラスの選手なので。(27歳・男性)

ロドリゴ(2票)

ロドリゴ選手は、スピードも非常に速く、スピードを落とさずボールをコントロールできる強さもありますが、特に素晴らしいのは「重心の逆を突くドリブル」です。(48歳・男性)

結果はこちら

undefined
undefined
回答結果を元に作成

 

4位は、昨季まで所属していたカリム・ベンゼマ選手がランクイン。上位に通算得点数が多い選手たちが名を連ねる結果となりました。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査実施日:2024年2月20日
調査対象:全国の10代~70代
有効回答数:134

※記載している回答は原文ママ
※2024年5月9日時点での情報です
※現在現役・引退をした選手に関わらず敬称は「選手」で統一しています。

の記事をもっとみる