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パ・リーグ6球団「最後の盗塁王」はだれ?20年前の盗塁王は今も現役!?

  • 2024.3.4
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写真:産経新聞社

一般に、長打を得意とするバッターが獲得することは少ない傾向にある、盗塁王のタイトル。パ・リーグでは、シーズン100個以上の盗塁を奪ったスピードスターもいますが、2021年には30個未満の盗塁数でタイトルを獲得するという珍事件も起きました。

2023年は、36盗塁を記録した2選手が盗塁王に輝き、2024年は2年連続の盗塁王がかかるシーズンとなりますが、近年のパ・リーグにおいて、2年連続で盗塁王を獲得するケースは極めて稀。

そこで今回は、2024年時点の各球団最後のタイトルホルダーをテーマに、「パ・リーグ6球団最後の盗塁王選手」を振り返っていきます。

見事、盗塁王を獲得した韋駄天は誰なのか?ぜひ考えてみてくださいね!

パ・リーグ最後の『盗塁王』選手

東北楽天ゴールデンイーグルス 小深田大翔 【2023/36盗塁】

神戸国際大学附属高等学校から近畿大学、社会人野球チームの大阪ガスを経て、2019年にドラフト1位で指名され、東北楽天ゴールデンイーグルスに入団しました。1年目から開幕一軍入りを果たし、シーズン途中から一番・ショートに定着。

攻走守揃ったチームに欠かせないプレイヤーで、4年連続100試合以上に出場。4年目となる2023年シーズンは、36盗塁をマークし、盗塁王のタイトルを獲得。今シーズンは、2年連続での戴冠に期待がかかります。

東北楽天ゴールデンイーグルスで小深田大翔選手よりも前に盗塁王を獲得したのは、2012年の聖澤諒選手で、54盗塁。

福岡ソフトバンクホークス 周東佑京【2023/36盗塁】

東京農業大学第二高等学校から東京農業大を経て、2018年に育成ドラフト2位で指名され、福岡ソフトバンクホークスに入団。2年目の開幕前に支配下登録されると、最大の武器である俊足を活かして活躍します。

3年目の2020年シーズンは、NPB記録、MLB記録を更新する13試合連続盗塁をマークし、50盗塁で盗塁王に輝きました。2023年シーズンはWBCに日本代表として出場するとともに、シーズンでは幾千選手の野手としては初となる月間MVP、2度目の盗塁王に輝きました。

福岡ソフトバンクホークスで周東佑京選手よりも前に盗塁王を獲得したのは、2011年の本多雄一選手で、60盗塁。

千葉ロッテマリーンズ 高部瑛斗【2022/44盗塁】

東海大学付属甲府高等学校から国士舘大学を経て、2019年にドラフト3位で指名され、千葉ロッテマリーンズに入団しました。1年目はファームで打率.344、14盗塁をマークし、俊足巧打で活躍。2年もウエスタンで打率.327、28盗塁を記録しました。

3年目の2022年シーズンは、オープン戦で首位打者を獲得し、開幕スタメンに。レギュラーに定着し、44盗塁で盗塁王に輝くとともに、ゴールデン・グラブ賞も受賞しました。

左右に打ち分けられる巧打に加え、安定した外野守備、俊足を活かした走塁と、類まれな才能を見せる逸材。来季以降は首位打者獲得も期待される注目選手の一人です。

埼玉西武ライオンズ 源田壮亮【2021/24盗塁】

大分県立大分商業高等学校から愛知学院大学、社会人野球チームのトヨタ自動車を経て、2016年にドラフト3位で指名され、西武ライオンズに入団しました。開幕戦に遊撃手としてスタメン出場し、新人遊撃手としては初のフルイニング出場を達成、新人王のタイトルを手にします。

2020年シーズンからキャプテンを務め、120試合に出場。3年連続でゴールデングラブ賞、ベストナインを獲得します。2021年シーズンは24盗塁をマークし、30盗塁未満での盗塁王獲得となりました。

西武ライオンズで源田壮亮選手よりも前に盗塁王を獲得したのは、2016年の金子侑司選手で、53盗塁。

北海道日本ハムファイターズ 西川遥輝【2021/24盗塁】

智弁学園和歌山高等学校から、2010年以ドラフト2位で指名され、北海道日本ハムファイターズに入団しました。2013年シーズンからレギュラーに定着し、2014年には俊足を活かして43盗塁をマーク。盗塁王に輝きました。

2017年、2018年シーズンも盗塁王を獲得し、2021シーズンにプロ野球30人目の300盗塁を達成。盗塁失敗はわずか50、300盗塁以上の成功率が.857という、圧巻の成績を残し、自信4度目となる盗塁王のタイトルを手にしました。

北海道日本ハムファイターズで西川遥輝選手よりも前に盗塁王を獲得したのは、2013年の陽岱鋼選手で、47盗塁。

オリックスバファローズ 糸井嘉男【2016/53盗塁】

京都府立宮津高等学校から近畿大学を経て、2003年にドラフト自由獲得枠で投手として北海道日本ハムファイターズに入団しました。2006年シーズンに外野手に転向し、2009年シーズンからレギュラーに定着。ゴールデン・グラブ賞とベストナインに輝きます。

2013年に交換トレードでオリックス・バファローズに移籍。2009年シーズンから6年連続で3割以上をマークし、2014年には首位打者のタイトルを手にします。2016年シーズンは53盗塁を記録し、史上最年長で盗塁王を獲得。

オリックス・バファローズで糸井嘉男選手よりも前に盗塁王を獲得したのは、2002年の谷佳知選手で、41盗塁。


20年前の2004年に盗塁王を獲得した、川崎宗則選手は、現在もBC栃木に所属し、現役選手として活躍しています。

過去20年間のパ・リーグ盗塁王選手

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TRILL作成

※情報は3月1日時点のものです。

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