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【防御率1.86/30勝19敗/191奪三振】シーズン47完投!?今も巨人の歴代勝利数1位を保持する伝説の右腕

  • 2024.2.12

【問題】1947年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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1勝をあげることに全身全霊をかける投手にとって、シーズン15勝もの成績をあげることは並大抵のことではありません。シーズン15勝ともなれば、チームの絶対的エースとしての地位を築けますが、日本プロ野球の長い歴史には、15勝どころか、30勝という偉業を成し遂げた投手もいます。

そこで今回は、47完投の日本記録を持つ、シーズン30勝を挙げた鉄腕ピッチャーをテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの投手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・旧制滝川中学校から日本大学を経て、1942年秋にプロ球団入りしました。

・1947年シーズンに47完投の日本記録を樹立。

・不動だった通算303勝を追い抜き、310勝を記録した大投手です。

・ベストナイン6回は投手として最多。

正解は…

別所毅彦選手でした!

こちらは、1947年シーズンの成績です。

旧制滝川中学校から日本大学を中退し、1942年秋に南海軍に入団しました。1943年にノーヒットノーランを達成しますが、兵役のため1944年に退団。1946年に復帰すると、翌1947年シーズンに30勝を挙げ、最多勝を獲得。47完投の日本記録は未だに破られていません。

1949年に読売ジャイアンツへ移籍し、1961年にコーチ兼任となり、同年限りで現役を引退。1979年に野球殿堂入りしました。主なタイトルは、MVP2回、最多勝利3回、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、沢村賞2回。

通算成績は662試合登板、310勝178敗、防御率2.18。この記録は、NPB初の外国人選手として史上初の300勝投手、42年間最多勝利数などの数々の偉業を球界に残したヴィクトル・スタルヒン選手の生涯記録を抜いた通算310勝でした。また、打者としての才能もあり、通算打撃成績は打率.254(2111打席)、35本塁打、248打点、500安打を記録。

不動の成績を追い抜き、大記録を樹立した球史に残る鉄腕ピッチャーです。

巨人在籍中の通算勝利数の221勝は、今もなお1位の記録を保持しています。


※情報は2月4日時点のものです。

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