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【防御率1.82/21勝11敗/202奪三振】暴投数歴代1位の記録を持つも、最優秀防御率を3度獲得したレジェンド

  • 2024.2.10

【問題】1976年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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TRILL作成

日本人メジャーリーガーの草分けである野茂英雄投手のトルネード投法をはじめ、特徴的なピッチングフォームを体得し、出色の成績を残す投手は少なくありません。

一般的なピッチングフォームではなく、唯一無二のスタイルで高みを目指すのは勇気と覚悟が必要であり、時には、信念を曲げない頑固さも求められるでしょう。

今回は、独特のピッチングフォームで球史に残る記録を打ち立てた名投手をテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの投手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・福山電波工業高等学校から、1967年にドラフト1位で指名されました。

・剛速球とフォークボールを武器に、2年目の1969年シーズンに6勝5完封を記録。

・「マサカリ投法」と呼ばれる、ダイナミックな投球フォームが特徴。

・60歳を超えても140キロ前後の球を投げていました。

正解は…

村田兆治選手でした!

こちらは、1976年シーズンの成績です。

福山電波工業高等学校から、1967年にドラフト1位で指名され、東京オリオンズに入団しました。剛速球とフォークボールを武器に、2年目の1969年シーズンに6勝5完封を記録。才能の片鱗を見せました。1971年、1974年シーズンに12勝利を挙げ、チームが優勝した1974年に「マサカリ投法」とフォークボールがほぼ完成しました。

1975年、1976年シーズンは抑え兼任となりますが、2年連続防御率1位に輝きます。1976年シーズンは21勝をマークし、パ・リーグを代表する投手に。1981年シーズンに19勝を挙げ、初の最多勝を獲得しました。

1985年に右肘のケガから完全復活し、日曜日に登板して勝ち続けたことから、「サンデー兆治」の異名を取りました。1989年には3度目の防御率1位を獲得。1990年シーズンに10度目の2桁勝利をマークして引退しました。

暴投数148はNPB歴代1位ですが、これは鋭いフォークを武器にしながら、ノーサインで投球していたことが要因だとも言われています。

妥協を許さない頑固な性格で、「昭和生まれの明治男」とも称された、稀代の名投手でした。


※情報は2月4日時点のものです。

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