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【防御率1.75/20 勝10敗/130奪三振】「1人で5万人と戦った男」…日本記録の17奪三振を記録した伝説のサブマリン

  • 2024.2.3

【問題】1967年シーズンにこの成績を残した選手は誰?

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TRILL作成

プロ野球選手なら誰もがその舞台を目標にする、日本シリーズ。セ・リーグとパ・リーグの覇者が激突する、まさにプロ野球界の頂上決戦です。

短期決戦ならではの戦術や緊張感がありますが、そんな日本シリーズで目立った活躍をした選手は、尊敬を込めて「シリーズ男」と呼ばれます。

そこで今回は、ペナントレースはもちろん、日本シリーズでも輝きを放った名投手をテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの投手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・大阪市立西高等学校から社会人野球の大阪大丸を経て、1959年秋にプロ入りしました。

・1年目から一軍に定着。4年目の1962年シーズン、5月の南海ホークス戦で、当時の日本記録となる1試合17奪三振をマーク。

・1967年シーズンには初の20勝を記録し、最優秀防御率、シーズンMVPに輝きました。

・地面すれすれから右腕をまくしあげるように投げ込む美しいサブマリン投法が特徴です。

正解は…

足立光宏投手でした!

こちらは、1967年シーズンの成績です。

大阪市立西高等学校から社会人野球の大阪大丸を経て、1959年に阪急ブレーブスに入団しました。1年目から一軍に定着し、4年目の1962年シーズンの5月の南海ホークス戦では、南海の強力打線相手に対して当時の日本記録となる1試合17奪三振をマークし、無四球被安打2の107球で完封勝利を達成します。

1967年シーズンには、初の20勝を挙げ、最優秀防御率の獲得とシーズンMVPに輝きます。また、9度出場した日本シリーズで計9勝を挙げ、敢闘賞を3度、最優秀投手賞を2度、優秀選手賞を1度獲得。短期決戦に強い「日本シリーズ男」の異名で親しまれました。

1976年の巨人との日本シリーズでは、3勝3敗で迎えた第7戦に先発し、約5万人の巨人ファンで埋め尽くされた後楽園球場で完投勝利をあげ、「1人で5万人と戦った男」と評されました。

そして、足立選手の最大の特徴として、身長173センチの体を折り畳むように、深く、ゆっくりと潜航し、地面すれすれから右腕をまくしあげるように投球するサブマリン投法が印象的です。浮き上がるような直球と、決め球のシンカーを武器に、山田久志選手とともに阪急ブレーブスの黄金時代を築きました。

現役時代は阪急一筋、プロ21年間で通算187勝をあげ、


※情報は1月31日時点のものです。

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