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「歴代最強だと思うスワローズのバッター」ランキング!1位は「村上宗隆」!2位と3位は?【プロ野球ファン100人に聞いた】

  • 2024.4.23
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出典;PIXTA

球場内にこだまする強烈な打球音。あっという間にボールがスタンドに吸い込まれ、多くのヤクルトファンの歓声が響き渡ります。ヤクルトスワローズは数々の勝負強い4番打者が歴史に名を刻んできました。

大きな体から放たれる打球が一直線にレフトスタンドに突き刺さる強打者、大きな体にバットが当たるほどのフルスイングでホームランを量産した強打者、どの方向にも打ってもスタンドに突き刺すとんでもないパワーも持った若き主砲など、多くのヤクルトファンを喜ばせてきました。

ところで皆さんは「歴代最強のスワローズのバッター」と聞かれたら、どの選手を思い浮かべますか?

そんな強打者が数多く存在する「スワローズのバッター」の中で、「歴代最強」は誰なのか?今回は全国のプロ野球ファン100人にアンケートを実施して、「歴代最強だと思うスワローズの強打者ランキング」を作成。その結果をご紹介します。現在の東京ヤクルトスワローズ前身となる球団に所属していた選手も対象です。また、在籍期間は問いません。

また、「最強」の定義は記録や数字だけでなく、投票者に委ねていますので、投票理由も多岐にわたります。

それでは投票結果を見てみましょう。

【第3位】ウラディミール・バレンティン(10票)

第3位にランクインしたのは、"ココ"の愛称で活躍したウラディミール・バレンティン選手です。

オランダ王国のキュラソー島出身でシアトル・マリナーズとシンシナティ・レッズに所属した後、東京ヤクルトスワローズに移籍しました。1年目から31本塁打を放ってホームラン王を獲得すると、2年目にも前年に続いて31本塁打を放ち、規定打席が未到達にも関わらず、2年連続のホームラン王を獲得しました。

3年目には、交流戦での4打席連続ホームランや8月の月間本塁打新記録を達成するなど、スラッガーとして圧倒的な活躍を見せました。王貞治選手、ローズ選手の55本塁打の記録を塗り替えるNPB史上初の60本塁打を放ち、ホームラン王と最高出塁率の二冠を達成しました。その後もほとんどのシーズンで30本塁打以上を放ち、チームを勝利に導きました。

2020年に福岡ソフトバンクホークスに移籍して9本塁打、2021年に4本塁打を放つなど、NPB在籍11年間で通算301本塁打を達成しました。

なんといってもホームランの日本記録を樹立したことです。あんな凄い選手はもういないと思います。(49歳・男性)
2013年にプロ野球で歴代最多の60本塁打を記録して、ヤクルトでは絶対に外せない4番打者です。アウトコースに少し外したボールでもバットが届いてホームランにすることが多々あり、日本人にはできないホームランだと見ていたのを覚えています。(32歳・男性)
総合的に。出場試合数、打席数、本塁打、打点。三振も多いが、全体的にトップレベル。(42歳・男性)
3年連続本塁打王、シーズン最多本塁打60本とすばらしい記録を持っている。(46歳・男性)

 

【第2位】ロベルト・ペタジーニ(13票)

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提供:産経新聞

第2位にランクインしたのは、豪快なホームランで多くのファンを魅了したロベルト・ペタジーニ選手です。

ベネズエラ出身でヒューストン・アストロズ、サンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・メッツ、シンシナティ・レッズに所属した後に、ヤクルトスワローズに移籍しました。1年目から44本塁打を放ち、ホームラン王と最高出塁率の二冠を達成すると、2年目は36本塁打を記録します。

3年目は、立て続けに39本塁打を放って自身2度目のホームラン王を樹立するとともに、チームの日本一にも貢献しました。4年目にも4年連続の30本塁打以上である41本塁打を記録した怪物助っ人選手です。

読売ジャイアンツに移籍した1年目は、34本塁打を放ち、2年目には29本塁打という量産ぶりから、ヤクルトスワローズ在籍時と変わらぬ存在感で圧巻の活躍を示しました。退団後はボストン・レッドソックス、シアトル・マリナーズ、メキシカンリーグ、韓国プロ野球を経て、2010年にソフトバンクホークスに入団します。そこでは10本塁打を放つも、同年をもって現役を引退しました。

4番としての安定感で言えばペタジーニが1番だと思います。コンスタントに3割30本100打点を越える成績は頼もしいの一言です。(41歳・男性)
ホームランの数や打率も高く、松井秀喜とのホームラン王争いは非常に見応えがあり最強だと思うから。(32歳・男性)
私は近年で最高の助っ人の一人だと思っています。それは成績をみれば一目瞭然で、ヤクルトにいた4年間でHR王2回、打点王1回、かつ、打率は4年連続で3割1分以上と相手バッテリーにとっては穴のない完璧なバッターだといえます。また、特に巨人戦での成績が良く、上原投手が泣きながら敬遠した場面は忘れられません。(42歳・男性)
セ・リーグ、最優秀選手にも選ばれた年もあり、あのホームランの滞空時間はトップクラスではないのかなと最強だと思うから(45歳・男性)

【第1位】村上宗隆(48票)

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提供:産経新聞

第2位に35票の差を付けてぶっちぎりの第1位に輝いたのは、“最年少三冠王”を達成した現在のスワローズを牽引する若き主砲、村上宗隆選手です。

九州学院高校で1年生から4番打者として活躍を見せると、甲子園出場1回、高校通算52本塁打と類いまれな才能を見せつけました。2017年のドラフト会議にて3球団が競合し、抽選のうえ東京ヤクルトスワローズが交渉権を獲得し、入団に至ります。

1年目は、2軍戦で3本塁打を放った後に見事1軍に昇格し、初打席でホームランを記録しました。2年目は開幕戦からスタメンとして名を連ねて36本塁打を放ち、高卒2年目以内のシーズン最多ホームラン記録を塗り替えて新人王を獲得します。

3年目は28本、4年目は自身最多の39本を放ってチームの日本一に貢献しました。5年目は日本プロ野球初の5打席連続本塁打を放つなど、ホームランを量産し、それまで歴代2位だった王貞治選手を抜き、日本人選手としてはシーズン最多記録となった56本塁打をマークします。また、NPB史上最年少および令和初となる8人目の「三冠王」に輝きました。6年目は序盤に苦しんだものの、シーズン中盤から調子を取り戻し31本塁打を記録しています。

また、WBC2023でも絶大な人気ぶりでしたが、長らく長打が見えず苦悩の日々が続きました。そして迎えた準決勝メキシコ戦、4打数無安打の絶体絶命な場面で、3球目の甘いストレートを見逃さずに打球はセンターフェンスに直撃。劇的な逆転サヨナラ打となり、"日本最年少三冠王が目覚めた瞬間"でした。

今シーズンも開幕約1ヶ月を前に早くも4本の本塁打を放ち、7打点と打率.328で本塁打王争いの真っ最中です。

プロ生活通算6年で191本塁打をマークしていることから、王貞治選手が樹立した868本の記録を破る活躍に期待がかかります。

史上最年少での三冠王獲得。日本人最多の56本塁打。若くしてこの実績はとてつもない。好調時はバットに当たったらホームランという感じがするほど。2023年は若干苦労した感じがありますが、今後への期待も含めて最強4番だと思います。(58歳・男性)
シーズン日本人最多ホームラン更新した時点で最強です。シーズン中ももちろんですがWBCでのメキシコ戦の決勝打は痺れました。いち阪神ファンとしても怖い存在で、ビクビクしてるとホームラン打たれます。(26歳・男性)
シリーズ通しての活躍は勿論、ホームラン記録更新を最後の最後で成し遂げたそのメンタルは最強4番打者だと思います。(53歳・女性)
数々の打撃の最年少記録を塗り替えていて、日本人最多本塁打記録・三冠王も達成しました。まだまだ成長も期待できる年齢で、既に打者としての活躍は十二分なので歴代最強だと思います。(39歳・男性)
歴代すごい4番は沢山いますが、56号ホームランと5打席連続ホームランはすごかったです。22年の彼は最強でした。23年も30本打っているんですが、22年がすごすぎた。これからの期待も込めて彼が最強です。(46歳・女性)

4位以下の選手とコメント

アレックス・ラミレス(6票)

遠くまで球を飛ばすフルスイングの威力が凄まじいものだから。単純に腕っぷしが強い。それに加えて球を読んで撃ち込む目と勘の良さも持っているから。(34歳・男性)

ボブ・ホーナー(5票)

初出場時のインパクトが凄かった。これがバリバリのメジャー打者かと感じたし、プレー期間は短かったのでもしフル出場していたらどんな記録を残していたのだろうかと考えてしまう。(54歳・男性)

古田敦也(4票)

捕手としての技術の高さはもちろんですが、打撃力も高く首位打者、最多安打のタイトルも獲得されているので、彼が歴代最強だと思います。(22歳・男性)

山田哲人(4票)

トリプルスリーも達成し、WBCにも参戦し活躍しました。よく打ちますし、足も速くてすごい選手です。(48歳・女性)

大杉勝男(3票)

史上14人目の2000安打達成する。

広澤克実(3票)

特にランナーがいる時にヒットやホームランを出し高得点に貢献したからです。(45歳・男性)

結果はこちら

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アンケートの結果はこちらです。村上宗隆選手がぶっちぎりの第1位に輝きました。第2位〜第5位に外国人選手がランクインしていることから、多くの外国人選手がヤクルトスワローズで活躍しているのがわかります。古田敦也捕手や広沢克己選手など往年の強打者もランクインしています。現役選手では、山田哲人選手が4票を獲得しました。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査対象:全国の20~60代
有効回答数:100

※記載している回答は原文ママ

※2024年4月22日時点での情報です。記事内の画像はイメージです。

※現在現役・引退をした選手に関わらず敬称は「選手」で統一しています。

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