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【防御率1.98/15勝/121奪三振】7回もの2桁勝利!?抜群の制球力で巨人のエースになった名投手

  • 2023.12.29

【問題】2012年シーズンにこの成績を残した投手は誰?

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毎年のように安定して2桁勝利を挙げる投手は「エース」と呼ばれ、所属チームはもちろん、ファンからも絶対的な信頼を寄せられます。これまで数多くのエースが生まれてきたプロ野球界ですが、輝かしい成績に加え、その人柄でも尊敬を集めた選手もいます。

後輩たちにやさしく接したり、FA移籍してきた選手に声をかけたり、ブルペンのゴミを拾ったり。一流選手でありながら、周りを気遣えるやさしさを持ち、常に謙虚に振る舞える選手こそ、真のスター選手なのかもしれません。

今回は、成績と人柄で尊敬を集めたエースをテーマに、クイズを出題。

イラストの成績がどの投手のものなのか、ぜひ考えてみてください!

ヒント…

・敦賀気比院高等学校から東京ガスを経て、2003年に自由枠でプロ入りしました。

・2006年シーズンの12勝を皮切りに、2013年シーズンまで7度の2桁勝利を挙げます。

・2012年シーズンに連続最多勝を獲得。

・愛称は「テツ」

正解は…

内海哲也投手でした!

こちらは、2012年シーズンの成績です。

敦賀気比院高等学校を卒業後、東京ガスに入社し、2003年に自由枠で読売ジャイアンツに入団しました。その後、2006年から2013年までのシーズンにかけて、7回もの2桁勝利を挙げました。

特に2011年には自己最多の18勝を挙げ、初めて最多勝利者になり、続く2012年も15勝をマークし、2年続けて最多勝を達成するなど素晴らしい成績を収めました。この2年間は防御率を2年続けて1点台をキープし、巨人のエースとして、持ち前の制球力と緩急を使った投球スタイルで打者を圧倒していました。

2018年には埼玉西武ライオンズに移籍し、2022年からは投手コーチ兼任でプレー。しかし、同年8月に現役引退を発表し、その後は西武の2軍投手コーチとして活動。2024年シーズンからは1軍の投手コーチとして、古巣の巨人に復帰しました。

陽気で人懐っこい性格であり、仲間想いの一面から、チームメイトやファンからの信頼が篤く、ファンサービスにも積極的でした。中継ぎ時代には、ブルペンの片付けを欠かさず行い、その謙虚で誠実な姿勢が認められています。内海投手は実力と人間性で多くの人に愛され、愛すべき大エースとしての地位を確立しました。


※情報は12月26日時点のものです。

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