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【野球クイズ】15敗するも沢村賞を獲得!衝撃の「投球回240超え」 この投手は誰?

  • 2023.12.8

【問題】この成績を残した投手は誰?(2001年シーズン)

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TRILL作成

野球界には、予測不可能な記録が数多く存在します。成績は常に勝ちや負けがつきものですが、時折その基準を超えた驚きが現れることもあります。とある選手は、勝敗の常識を打ち破り、伝説的な記録を作った実績も存在します。その記録は、単なる数字ではなく、野球における予測不可能な魅力の象徴となっているのです。

そこで今回は、ピッチャーのユニークな成績に焦点を当て、クイズを出題します。

イラストの成績を見て、一体どの投手のことを指しているのか、ぜひ考えてみて下さい。

 

ヒント

高校生時代、甲子園春夏連覇を成し遂げました。

1998年には、ドラフト1位でプロ野球界入りを果たします。

プロ1年目から活躍しますが、15勝15敗という成績を残したことも。

2006年オフにメジャー行きを果たし、2015年には日本球界へ復帰しました。

WBCでは日本代表にも選出、エースとして牽引しました。

現在は引退し、野球解説者やYouTubeなど活躍の幅を広げています。

そろそろわかってきたのではないでしょうか…?

正解は…

松坂大輔投手でした!

こちらは2001年シーズンの成績です。

横浜高校(神奈川)に在学していた松坂投手は、3年生時に甲子園春夏連覇を成し遂げると、1998年にドラフト1位で西武ライオンズへ入団します。プロ1年目から先発ローテーションとして定着し、16勝5敗で最多勝、新人王などの活躍を見せ、西武ライオンズに在籍していた8年の間に、7回の2桁勝利をあげました。

沢村賞の受賞は2001年に一度。この年の成績は15勝15敗、防御率も3.60と圧倒的とはいえる成績ではありませんでした。ただ、松坂投手はその年、33試合に登板し、32試合で先発ピッチャーとしてマウンドに上がりました。そしてこの登板数に加えて驚くことに完投は12回、投球回はなんと240.1となっています

2006年には第1回WBCに出場。松坂投手は当時のMVPを獲得しました。最初の1次リーグ・チャイニーズタイペイ戦では、3月4日に先発し、4回3安打1失点の好投で勝利投手となりました。その後、3月14日の2次リーグ・メキシコ戦で行われた試合は5回1安打無失点の完璧なピッチングで2勝目を挙げました。そして、3月20日に行われた決勝でも先発し、4回4安打1失点の投球で3勝目を挙げ、チームの優勝に大きく貢献しました。  

同年オフには、ポスティングシステムを利用しボストン・レッドソックスへ移籍。1年目に15勝、2年目には18勝という活躍をしました

2009年、第2回WBCで松坂投手は2大会続けてMVPに選ばれました。最初の1次リーグ・韓国戦は、3月7日に行われ、先発して4回4安打2失点で勝利投手となりました。次に、3月15日の2次リーグ・キューバ戦では、6回5安打8奪三振無失点の投球で2勝目を挙げます。続いて、3月22日の準決勝・アメリカ戦では、試合で4.2回5安打2失点で3勝目を達成しました。韓国との決勝では登板はありませんでしたが、堂々の3連勝で日本の連覇に大いに貢献しました。

2013年にメッツへ移籍した後、2015年ソフトバンクホークスに日本球界復帰した松坂投手は、2017年限りで退団すると、その後中日ドラゴンズ、古巣の西武ライオンズへの復帰しましたが、2021年シーズンを最後に現役を引退しました。

現在は野球解説者として主に活動されている松坂投手。テレビなどで見かけるたびに、現役時代の松坂投手を応援していた方は懐かしい気持ちになるのではないでしょうか?

今後も名投手ならではの解説は球界の成長に欠かせないですね!

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