毎年当たり前かのように成績を残し続ける選手や、残念ながら期待に応えられず若くして引退していく選手など、毎年入れ替わりが激しい世界でもある野球界。
そんな中、速球の速さと制球力、メンタルの強さなどが重要視されるポジションである投手に今回は焦点を当てていきます。
現代のプロ野球は、WHIPやOPSなど新たな指標が生まれ、昔以上に数字を重要視されるようになり、ファンもよく数字を目にする機会が増えました。
そこで今回は、以下の成績を見てどの選手かを当てるクイズを出題します。
【問題】この成績を残した選手は誰?
ヒント…
2016年のドラフト4位で指名されました。
2021年は、MVP最多勝利投手賞、を受賞しました。
今年には3年連続の投手4冠を達成し、勢いはとどまることを知りません。
WBCでも大きな活躍をしました。
正解は…
山本由伸選手でした!
高校時代を宮崎県で過ごした山本選手。150km超えのストレートを投げるピッチャーとして、頭角を現しました。
プロ注目のピッチャーとして迎えたドラフト会議では、オリックス・バファローズから4巡目で指名され入団。
2021年はMVP、ベストナイン賞、沢村賞、三井ゴールデン・グラブ賞、最優秀防御率投手賞、勝率第一位投手賞、最多勝利投手賞、最多三振奪取投手賞を受賞するなど、選手にとって、過去最高のシーズンとなりました。
2022年は2年連続となる開幕投手を務め、6月18日にはノーヒットノーランを記録するなどチームを中心となって支えました。
WBCでも、準決勝メキシコ戦で5回から登板した山本選手は、8回までに4奪三振を奪うなど、侍ジャパンの勝利に貢献しました。
2023年は7月までで9勝4敗の成績を残し、3年連続でオールスターに出場した後も勝利を重ね、9月9日のロッテ戦では実に82年ぶりとなる2年連続ノーヒットノーランを達成するなど、最後まで勢いをとめることなくシーズンを終えました。
直近では、ポスティングシステムによるメジャー移籍について申請が完了し、受理されたことが所属チームであるオリックス・バファローズから正式に発表された山本選手。
今後の山本選手の動きから、目が離せませんね!
参考:オリックス・バファローズ
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