大切な人との食事や会食などの時のために、テーブルマナーを覚えておくと安心ですよね。ナイフとフォークの使い方は、基本的なテーブルマナーではあるものの、使う機会がないとどうしても忘れてしまいがち。
そこで今回は「ナイフとフォークを使う際に気を付けたいNGマナー」をご紹介。知らずに赤っ恥をかいてしまった、なんてことがないように、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
料理を最初にすべて切り分ける
ステーキなどの肉料理を食べる際、最初にすべてひと口サイズに切り分けるのはNGです。料理が冷めやすく、肉汁も流れ出てしまいます。よりおいしくいただくために、ひと口ずつ切り分けるようにしましょう。
また調理で包丁を使う場合は食材を右から切っていきますが、食事では左端からが基本。あわせて覚えておくことをおすすめします。
ナイフで切った後、フォークを利き手に持ち替える
右利きの人の場合、ナイフを右手で持ち、フォークを左手で持つのがマナー。料理を切り分けた後で、フォークを右手に持ち替えるのはNG行為です。利き手のほうがフォークを扱いやすいのはわかりますが、右手にナイフ、左手にフォークの形を崩さないように食べましょう。
フォークに刺した料理をかじって食べる
フォークに刺した料理をひと口で食べきれず、かじって食べるのもNGマナー。口いっぱいに頬張っても見映えが悪いので、ひと口で食べきれるサイズに切り分けてからフォークに刺すようにしましょう。不安な場合は少し小さめに切っておいてもよいかもしれません。
普段の食事から、テーブルマナーを意識しよう
大切な席でナイフとフォークをスマートに使いこなすためには、普段の食事から正しい使い方を意識することが大切。基本的なテーブルマナーを覚えてけば、気持ちよく食事を楽しめますよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。
監修:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram:@reikonohmi)
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。