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「絶対にハズしたくない…!」相手に好印象を与える“手土産のマナー”とは?

  • 2023.12.28
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出典:PIXTA

年末年始が近づき、実家に帰省の予定を立てている方も多いのではないでしょうか?
既婚の方やパートナーがいる方の中には、自分の実家と義理実家の両方に挨拶をしに行くという人もいるかもしれませんね。自分の実家であれば気兼ねなく帰ることができますが、お相手の実家となると手ぶらで行くわけにはいきません。

そこで今回は、自分の実家ではなくお相手の実家に帰省する際に役立つ「好印象を与える手土産のマナー」ついて解説していきます。大切なパートナーの実家だからこそ、絶対にハズしたくないもの。帰省の前にチェックして「正解はどれなの!?」と困ることのないようにしておきましょう!

手土産はどんなものがいい?

相手の好みや状況に合った手土産を選ぶのが基本です。

義理の両親が嫌いなものや苦手なものは、事前に確認をしておきましょう。一般的なのはケーキや和菓子ですが、帰省時にみんなで食べられる、お肉やお魚などの生鮮食品もおすすめ。ただし、冷蔵・冷凍が必要な品物を持参したい場合は事前に連絡が必要です。先方に一声かけておくようにしましょう。

年末年始の場合には、金箔入り日本酒など新年のお祝いを込めたお正月向けの限定商品なども喜ばれますよ。

好みが分からない場合はどうしたらいい?

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出典:PIXTA

相手の好みが把握できていない場合もあるかと思います。

そのような場合には、その時期にしか買えない「季節の果物」や日持ちするお菓子やお茶などがおすすめです。印象に残りやすい季節ものや貰っても困らないものを選んでみてくださいね。

失礼にならない手土産の渡し方は?

義理の実家にお正月に帰省する場合は、お年賀として熨斗を掛けて持参するといいでしょう。

手土産としてお年賀を持参するので、お年賀の熨斗をつけた贈りものを持参する場合は、どちらか一つにするのが基本マナーです。
年末に帰省する場合やお正月を過ぎて帰省する場合には、「手土産」として熨斗を掛ける必要はないので覚えておきましょう。

手土産を渡すときのマナーはあるの?

少し堅苦しい作法となりますが、手土産を渡すときの正しい渡し方のマナーがあります。覚えておくといいでしょう。

  1. 風呂敷や紙袋に入れて持っていく
  2. 渡すときには時計回りに相手に正面を向けるようにして渡す
  3. 風呂敷や紙袋は持ち帰る

    最低限のマナーを守り、礼儀のいい挨拶を心がけましょう。礼儀を大切にした思いやりは、受け取る側も気持ちがいいものです。品格のあるマナーを身につけておきましょう。

「手土産はいらない」と言われた場合

「手土産はいらない」と言われてしまった場合でも、手ぶらで行くのは危険。何かしら持参をすることをおすすめします。

気軽なものを持参し「美味しそうだったので、みなさんとご一緒に食べたくて買ってきました」など、相手に負担をかけない言葉を添えて渡すことで、相手も気持ちよく受け取ることができるでしょう。

相手のことを思いやって選んでみよう

「手土産を選ぶのは苦労をする」というお声をよく聞きます。相手を思いやる気持ちを忘れず、相手が喜ぶ顔を想像しながら選んでみてくださいね。関係性によっては、手土産が不要な場合もあります。品格のあるマナーを身につけて、お互いに気持ちのいいコミュニケーションを心がけてみましょう。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。