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「パンにつけて食べてない?」ソースを食べたいときのNGマナー

  • 2023.12.25
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出典:PIXTA

料理の味の決め手にもなる“ソース”。コース料理などでおいしいソースの料理があると、あまりのおいしさに「パンをつけて一滴残らず綺麗に全部食べたい…!」と思うこともありますよね。しかし「パンをつけて食べていいの?」「マナー違反になる…?」と迷ったことがある方も多いはず。

そこで今回は、「ソースに関するマナー」を紹介します。おいしいからと欲望のままに行動してはNGになるかも…!これを機に教養としてソースのマナーをチェックしておきましょう!

フランス料理で、お皿のソースはどう食べきるのが正解?

正解は「具と一緒に絡めて食べきる

フランス料理では、料理人の腕がソースに現れると言っても過言ではないほど大切な要素として考えられています。ソースは本来、具材と絡めて一緒に食べるために味が作られており、そのため具材との合わせを楽しみながら、ソースを残さずにきれいなお皿にしてシェフにお返しするのがマナーです。なのでソースはフォークを使って、他の具材と絡めて食べきるようにしましょう。

お皿に残っているソースを、パンにつけて食べてもいいの?

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出典:PIXTA

正解は「カジュアルなお店ならOK」です。

格式高い食事シーンでは、ソースをパンにつけて食べることはマナー違反と考えられています。ビストロなどのカジュアルなレストランでは、パンを使って残りのソースを食べても問題はありません。その際は、一口大にちぎったパンを手で持ってソースをつけるのではなく、パンを皿の上に置いてからフォークで刺してソースをつけると、上品にいただけるので覚えておきましょう。

TPOに合わせた食べ方で料理を楽しもう!

今回は、ソースに関するマナーについて紹介しました。美しい所作は、自分の品格を高める大事な要素のひとつです。お店に合わせたマナーを心がけて、お料理をおいしくいただきましょう。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。