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意外と役立つ!荷物を発送するときの基本マナー

  • 2023.12.21
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年末と聞いて「大掃除」を思い浮かべる方は多いですよね。なかには、不要品を「フリマアプリで売ろうかな」と思っている方もいるのではないでしょうか。そこで気になるのが、フリマアプリでの“発送”。この発送準備、意外にも低評価やトラブルにつながるリスクがある作業なんです。

そこで今回は「梱包例のNGマナーと正しい梱包の仕方」についてご紹介。きちんと梱包していたつもりが実は相手を不快にさせていた、なんてことを避けるためにも、もしもあなたが出品をする機会があるのなら、ぜひ本記事の内容をチェックしてから発送してみてくださいね!

【NG梱包1】 水濡れ対策ができていない

商品を送るときには破損や水濡れがないよう、「袋や緩衝材で包み、防水対策をする」のが発送する側の基本マナーです。しかし、なかには驚いてしまうほどひどい梱包で送ってくる出品者もいるのだそう。せっかくお金を払って商品を購入したのに、届いてみたら雑な梱包で商品がぞんざいに扱われていたら、受け手としては気持ちよく受け取れないですよね。

袋や緩衝材に包んでから梱包すれば、雨で段ボールが濡れたとしても中の商品は守られるので濡れたり破損することは避けられます。また封筒で送る際は、宛名書きが水でにじむ可能性があるため、封筒ごとに透明な袋で覆うといいでしょう。

【NG梱包2】 割れ物に緩衝材を使わない

食器やコスメ製品などの割れ物を送る際には、必ず「緩衝材をつける」のがマナー。ダンボールで商品を送る際はどうしても隙間が空いてしまうので、緩衝材で商品をくるんだり隙間を埋めたりしてダンボールの中で商品が壊れないように固定しましょう。特に陶器やガラス製品などは軽い衝撃でも割れてしまうことがあります。しっかりと緩衝材を入れて破損防止をしましょう。

【NG梱包3 】梱包が雑

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出典:PIXTA

梱包は必ずしもダンボールである必要はありませんが、知らない相手だからといった気持ちで雑に対応するのはNG。商品を入れる袋や箱は「状態がきれいなものを選んで送る」のが基本マナーです。受け取る相手の立場に立って、気持ちよく受け取れる状態で送るようにしましょう。

【NG梱包4】 中身が見えている

商品を送るときに「中身が見えないように梱包する」のは最低限のマナー。何を買ったのか知られたくない方もい少なくありませんし、購入した方のプライバシー保護のためにも、中に何が入っているかわかるような状態で発送しないように心がけましょう。

【NG梱包5】 箱や袋の中にゴミが入っている

「いやいや、これはないでしょう〜」と感じる方もいるかもしれませんが、意外と多い事例なんだとか。自分が発送するときにはそんな嫌な気持ちを抱かせないように、「家にあった箱や袋を使うときは一度、中をしっかり確認する」ようにしましょう。特に段ボールの場合、底の重なりの部分に髪の毛のゴミが入っていたりすることが多々あるため、注意が必要です。

受け取る相手の気持ちになって梱包をしよう!

通販サイトで買うような丁寧な配送とまではいかなくとも、梱包や発送へのちょっとした配慮がとても大切です。顔の見えない相手だからこそ、お互いが気持ちよく取引できるように心がけましょう。自分が受け取ったときに快い梱包を心がけるといいかもしれません。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。