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「場所取りしてないよね?」やってたら迷惑&危険!駐車場でのNGマナー

  • 2023.12.14
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出典:PIXTA

日常生活の中で、車で移動する際にさまざまな駐車場に車を停める機会がありますよね。土日や祝日など、混んでいる場合には駐車場が空くのを待つこともあるかと思います。そんな時には「駐車スペースを確保しておけたら…」と多くの方が感じていることでしょう。お花見や運動会などでは「場所取り」という言葉を聞きますが、駐車場でも「場所取り」をする行為はマナー違反に当たるのでしょうか?

実は最近、駐車場にも「場所取り」をする人がいるんだそう。そこで今回は「混んでいる駐車場で、空いている駐車スペースに立って車を待つ行為はマナー違反にあたるのか」について、解説していきます。あわせて、駐車場のルールやマナーも覚えておきましょう。

混んでいる駐車場で、駐車スペースを取るのはマナー違反?

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法律などで決められた明確なルールはありませんが、こちらの行為は「マナー違反」と言えます。

事故につながったりトラブルになったりする可能性があるので、控えるべき行為です。大きな商業施設などでは、なかなか駐車スペースが見つからない場合もありますよね。しかし、駐車待ちの時に近いスペースが空いても、先に待っている車がいたら譲るのがマナーです。また駐車場に人が立って「場所取り」をする行為は、大変危険な行為であり、周りの迷惑にもなるのでやめましょう。

【駐車場マナーその1】車種別の駐車スペースを守って停めよう

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大きな駐車場では「小型車」「大型車」「障がい者用」「二輪車」など、停められる車種が定められている駐車枠が用意されていますよね。駐車枠に車種が定められているのには理由があります。

例えば、障がい者用の駐車枠は、出入り口に近い場所に設置されています。障がい者用の駐車枠が出入り口付近に近いのは、あくまでも、障がいを持つ方が少しでも円滑に動けるようにするため。急いでいるからといって障がい者用の駐車枠に、健常者の方が停めてしまうのはマナー違反です。自分勝手な都合で停めると、本当に障がい者用スペースが必要な利用者に迷惑がかかるので、やめましょう。

【駐車場マナーその2】歩行者は決められた場所を歩こう

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車の動きだけでなく、車から降りて駐車場内を歩いている時のマナーも大切です。駐車場内で起こる事故の中には、車と歩行者による接触事故も。実は駐車場には安全に使用するために、歩行者が歩く場所は基本的に決められています。少し遠回りになったとしても安全を優先し、歩行者用の場所を歩くようにしましょう。

【駐車場マナーその3】順番を守り、駐車する際はハザードを点灯しよう

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駐車場に限った話ではありませんが、順番を守ることもマナーです。

駐車場スペースに人が待っていることも大変危険ですので、絶対にやめましょう。また駐車枠に入る際には、ハザードランプを点灯させて、周囲の車に駐車する意思があることを知らせることを忘れないようにしましょう。

周りに迷惑がかかる行為は避けよう

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誰もが安全に駐車場を利用するために必要なルールは、法律の厳格な定めがなくとも存在します。トラブルや交通事故の原因になりかねない「自分だけなら」といった身勝手な行為は周りの迷惑につながります。みんなで気持ちよく利用できるような心遣いが大切です。今回の内容を参考に、年末年始のお出かけの際には“駐車場マナー”を意識してみてくださいね!

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram:@reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。