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大人が意外と間違える算数「秒速5m=時速何km?」《小学生でもわかる》

  • 2023.12.13

速さの単位変換は、算数で学ぶ基礎的なスキルの1つです。

「秒速」と「時速」という2つの異なる速さの単位をすぐに変換することができますか?

日常生活で「1秒に◯メートル進む=1時間で◯km進む」と変換する機会はあまりなく、いざ計算するときに間違えてしまうかもしれません。

今回は、そんな速さの問題に挑戦してみましょう。

問題

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秒速5mは時速何kmですか?

「秒速5m」とは、1秒間に5メートル進む速さを意味します。

これが時速何kmに相当するか計算してみましょう。

 

答えは「時速18km」です。

解説

「秒速5m」というのは、「1秒間に5メートル進む速さ」ということです。

この値を時速に換算するためには、はじめに「秒から時間への変換」「メートルからキロメートルへの変換」の2ステップが必要です。

・「秒」から「時間」への変換
1時間は3,600秒。

・「メートル」を「キロメートル」に変換
1kmは1,000メートル

上記を踏まえた上で、まずは1秒あたりで進む距離を、1時間あたりで進む距離にします。

1秒で5mだったので、3,600秒では、5×3,600=18,000

つまり1時間で18,000m進むということになります。

次に、メートルをキロメートルに変換します。

18,000m=18km

したがって、1時間で進む距離は18kmですね。

これにより、「秒速5m」は「時速18km」ということがわかります。

まとめ

速さの単位変換は、実はとてもシンプルです。

大人も子どもも、この基本を身につけておくことで、速さに関する問題に自信を持って取り組むことができるようになりますよ!


文・監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。