【PayPay】えっ！チャージしたら手数料を取られた…　該当するパターンと“無料にする方法”教えます

最近、現金をほとんど持ち歩いていない、ATMから引き出すことがない、リアル店舗でもほぼ使っていないという方に出会うことも多くなるほど決済時のキャッシュレス化が進んでいる日本。

決済方法も多様化しており、とくにクレジットカードに並ぶ手段として「QRコード決済」の利用が増えてきました。

店舗に設置されているバーコードを読み込んだり、アプリ上でバーコードを表示させることで簡単に決済が可能なQRコード決済は、今やコンビニやファストフード店だけでなく、旅行やタクシーから公共料金まで日常生活のあらゆるシーンで利用できるのでとても便利ですよね。

加えて、利用するとポイントが貯まったり、不定期で開催されている普段の数倍以上のポイント還元キャンペーンに参加できたりとお得な特典も盛りだくさん。また、決済だけでなく送金機能もあり、飲み会などのイベント時にもとっても便利。細々としたお金のやり取りを送金機能を使って簡単に済ませることができる便利さも魅力の一つではないでしょうか。

このようにお得で便利なQRコード決済ですが、多くが利用者を獲得しているのが「PayPay（ペイペイ）」ではないでしょうか。同社の2023年4月のプレスリリースによると、「登録ユーザー数5700万人」「利用可能箇所数235万カ所超」とその規模は圧倒的です。

えっ！PayPayチャージの一部で手数料が発生？

そんなPayPayですが、実は9月から「残高チャージをする際の一部の方法において、チャージ金額の2.5％の手数料が発生している」ことをご存知でしょうか？

2.5％の手数料というと1万円チャージであれば250円、3万円のチャージであれば750円と決して小さくない金額です。手数料が発生していたということを後々の明細で知り、困惑したユーザーがSNSなどで投稿しているケースが見受けられます。

しかし、この手数料はPayPayに残高をチャージするすべての方法が対象ではなく、一部の方法が対象となっているものです。

どのようなケースで手数料が発生するのかを正しく理解していきましょう。

対象は「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」かつ「当月内2回目以降のチャージ」

そもそもPayPayの残高へのチャージ方法は、「銀行口座」「PayPayカード」「セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM（現金チャージ）」「クレジット（旧あと払い）」「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」など、複数の方法で可能です。

そして今回、手数料が発生する対象となっているのが「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」を利用している方です。

「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」によるPayPayの残高チャージは毎月初回のチャージは無料となるものの、2回目以降2.5％（税込）の手数料が発生し、手数料を含めた金額がキャリアの利用料金にまとめて請求されることになっているのです。

「月内2回目以降に3万円チャージ」を毎月繰り返すと、年間で9000円の手数料が発生

上の表は「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」における、月中での2回目以降のチャージ金額に応じて発生する手数料の月と年間の金額を記載したものです。3万円をチャージした場合は月に750円、年間で9000円の手数料が発生してしまうことになってしまいます。

チャージ手数料を無料にする方法

前述の通り、チャージに手数料が発生するのは「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」の場合のみ。チャージ手数料を無料にするには、それ以外の方法でチャージを行えば無料で済みます。

上記イラストでは、2023年10月末現在で無料チャージ方法の一例を紹介しています。

また「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」の方でも当月の初回は手数料無料となるため、まとめて月に利用する金額を一度にチャージしておくのも有効といえます。

お得にPayPayを利用しよう

 

チャージ手数料も一度では大きな金額ではないかもしれませんが、長期で考えるとチリツモで大きな出費になってしまう可能性があります。

知らず知らずのうちに手数料がかかってしまっていた…という方は今回の記事を参考にしてくださいね。

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参考：PayPay「残高にチャージする」

※本記事の情報は2023年10月30日時点のものです。サムネイルおよび記事内の画像はイメージです。