【レンタカー】で駐車違反したらどうなる？重大なペナルティが発生するケースも

2023.11.7

まもなく全国的に紅葉の見ごろがピークを迎えますね。お休みの日に友人やパートナー、家族と車でのお出かけの予定を組んでいる方も多いのではないでしょうか。

車で出かけるにあたって、免許は持っているけれどマイカーを持っていないドライバーさんにとって利用手段の候補になるのが「レンタカー」です。

昨今、カーシェアリングなどのサービスも普及しつつありますが、まだまだ店舗でレンタカーを借りるている方も多いことでしょう。

ところで、レンタカー運転中に駐車違反をしてしまったらどうなっちゃうの？

しかし、レンタカーでの旅先のドライブは普段とは勝手が違う車を運転することになるうえに、慣れない道を走ることになるため知らず知らずのうちに交通違反をしてしまう可能性もありますよね。

とくに駐車違反には要注意。「ここの道路は駐車しても大丈夫」「コンビニでちょっとした買い物を…」と思って駐車して戻ってきたら放置車両確認標章（駐車違反ステッカー）が貼られていた…なんてことも。

このように、万が一「わ」ナンバーのレンタカーに乗って駐車違反をしてしまった場合、マイカーとは違った対応が必要なのでしょうか？はたまた、通常の違反に加えてなにか特別な罰金や対応が必要になってくるのか…など、気になるところですよね。

そこで、レンタカー各社のホームページに掲載されている情報を参考に調査してみました。

「返却前の反則金支払い」が原則。重大なペナルティが発生するケースも

全国1200カ所に営業所を持つトヨタレンタカーのホームページによると、利用中に確認表彰が貼られていた場合、以下の対応を取ることが記載されてきます。

返却前に反則金の支払いをしておくことが原則のようです。

【トヨタレンタカーが定める違反処理対応】

確認表彰に記載されている警察署に出頭する
反則金の支払いを行う
レンタカーの返却、警察で受け取った書類や領収書の提示

また、上記の違反処理対応をせずにレンタカー返却をした場合は、トヨタレンタカーが別途定める駐車違反金が発生してしまいます。その金額は「普通車＝2万5000円」、「中・大型車：3万円」とのこと。さらに、違反処理対応も駐車違反金も対応しない場合は、警察や公安委員会、レンタカー協会へ報告され今後のレンタカー利用は不可になるペナルティが発生するようです。

また、ニコニコレンタカーもトヨタレンタカーとほぼ同様に「出頭→反則金支払い→車の返却」の対応が必要となります。返却時に反則金の支払いをしていなかった場合の駐車違反違約金は2万5000円です。