【化粧品のテスター】NGな使い方していませんか？迷惑客にならないためのマナー

2023.11.23

百貨店やバラエティショップなどの化粧品売り場でよく目にする、商品を試すためのテスター。自分に合った化粧品を探すのにありがたいサービスですよね。しかし、「どこまで試していいのかわからない」「テスターを試したかったのに汚くて使えない」などと感じたことがある方もいるのではないでしょうか？

そこで今回は、テスターを使うときやタッチアップをしてもらうときのNG行為についてご紹介します。無意識のうちに迷惑客にならないように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

NGマナー1｜商品を顔に直接塗る

テスターを使う際、どこに塗っていますか？アイテムによる場合もありますが、例えば口紅の直塗りは次に使う方の迷惑となるのでNGです！スポンジやパフを直接肌につけるのも避けた方がいい行為です。

塗る際には、手の甲などに塗って色を確かめるとよいでしょう。また、チップなどの換えが置いてあるお店もあります。その場合は未使用のチップを使って色味を確かめ、使い終わったら使用済みのボックスに入れておきましょう。

NGマナー2｜テスターを別の場所に置く

テスターを使った後、もともとあった場所とは違う場所に戻してしまうと、本来の商品が何かわからなくなる可能性があります。試した後は必ず同じ場所に戻し、キャップやフタも元に戻すのがマナーです。また、万が一破損してしまった場合は、そのままにせず店員さんに伝えるようにしましょう。

NGマナー3｜フルメイク狙いでタッチアップを受ける

百貨店では美容部員の方からタッチアップのサービスを受けることができます。手の甲ではなく直接顔にメイクしてもらえるので、仕上がりや使い方などがよりイメージしやすくなります。

しかし、コスメを購入するつもりがなく、フルメイクを仕上げてもらう目的で行くのはNGです。購入目的で来店し商品を試すことは問題ありませんが、最初から化粧をしに行く目的となると用途が違ってきます。他のお客様の迷惑になりますし、店員さんの時間を奪うことにもなりかねません。

基本のマナーを見直して

当たり前のようなマナーですが、マナー違反の方が多いのも事実です。実際、折れていたり中身が飛び出ていたりするテスターを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

「自分のものではないから」と雑に扱わず、マナーを守って正しい使い方をしてくださいね。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。

ライター：能美黎子（のうみれいこ/ Instagram：@reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。