駅やデパートなどのトイレ。「トイレが汚くて利用を控えた」「トイレから出てこなくて長蛇の列になっていた」なんて経験したことはありませんか?
今回は、多くの人が利用する“公共スペースのトイレに関するNGマナー”をご紹介します。次に使う人のことを考え、正しく品のあるマナーを意識して気持ちよく使いましょう。
【NGマナー1】トイレットペーパーを補充しない
トイレの個室に入って、トイレットペーパーがなくて困った経験ありませんか?公共のトイレを利用する場合、次の人のことを考える必要があります。
自分が使用した後にトイレットペーパーがなくなった場合は、予備のペーパーを補充しましょう。予備が見当たらないときは、清掃スタッフに伝えたり次に入る人に伝えたりしましょう。
【NGマナー2】便座の蓋を閉めずに流す
用を足した後は、トイレの蓋を閉めてから流しましょう。蓋を閉めてから流すのには理由があります。コロナ禍中に張り紙などを見たことがある方もいると思いますが、水や細菌が飛び散るのを防止をする意味があります。
また、臭いなども広がってしまうため、トイレを出るときは蓋が閉まっているか確認をするようにしましょう。
【NGマナー3】手洗い場を長時間独占する
洗面台での長時間メイクは、周りの人の利用の妨げになります。限られたスペースである洗面台をなるべく一人で占拠しないように配慮しましょう。
長時間利用したい場合には、パウダールームなどを使用するのがマナーです。また、ポーチの中身を広げすぎて他の人が使えないという場面も多く見かけますので、一人でも多くの人が利用できるように心がけましょう。
次に使う人への気遣いを大切に
不特定多数が利用するトイレは多くの方が利用するため、より気を付けて使う必要があります。周りのことを考えていないと迷惑がかかりますので、次の人が気持ちよく使えるよう、品格ある大人としての気遣いを身に付けてくださいね。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。
ライター:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram:@reikonohmi)
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
編集:TRILLニュース