【洗濯機】って何時まで使っていいんだろう…？トラブルを防ぐためにも、気を付けたい“マナーと対策”

2023.11.5

賃貸やマンションなどの集合住宅に住んでいるなら避けたいのが騒音トラブルです。運転音や振動が大きい洗濯機は、使用する時間次第では、近隣住民に迷惑をかけてしまうことも。実際に、洗濯機を使用してもマナー違反にならない時間帯はいつなのでしょうか？

今回は、集合住宅で洗濯機を使用する際のマナーをご紹介。近隣住民とのトラブルを避けるためにも、チェックしておきましょう。

洗濯機を使用してよい時間帯は？

洗濯機を使用してもトラブルに発展しにくいのは、8時〜20時までの時間帯と言われています。仕事や用事の都合でずれ込んだとしても、許容されるのは7時〜21時の時間帯でしょう。

基本的には、人が活動している時間帯に使うことがポイントです。マンションやアパートの横の部屋や下の階の住人に迷惑をかけないようにしましょう。近所付き合いがあり、例えば「お隣さんが夜勤をしていて、昼に寝ている可能性がある」などの情報を知っていれば、そのことも考慮すると親切です。

洗濯機の騒音対策、どうすればいい？

洗濯機を昼に使用していても、運転音や振動の大きさによっては、近隣の方に迷惑をかけてしまうことも。騒音トラブルに繋がる前に、あらかじめ対策しておきましょう。

洗濯機の騒音対策として、振動を和らげる「防振ゴム」や「防振マット」を設置する方法があります。しかし、これらのアイテムを設置しても騒音が気になる場合、いくつか原因が考えられます。

洗濯物の詰め込みすぎ
洗濯機が傾いている
排水溝の流れが悪い

故障が原因で大きな音がなっているのであれば、修理や買い替えなどの対策ができます。しかし、壊れていないのに大きな音がなっている場合、原因が分からず対策ができませんよね。音がなってしまう可能性を1つずつ解説していきます。

1.洗濯物の詰め込み過ぎ

洗濯物を多く入れすぎると、その分洗濯槽が大きく揺れるため、騒音の原因になります。洗濯はなるべく一度で終わらせたい気持ちがあるでしょうが、洗濯物の量が多いときは2回に分けるなどして、洗濯槽に余裕がある状態で使うことで大きな音を防ぐことができます。

2.洗濯機が傾いている

洗濯機が水平な場所に置かれているか確認しましょう。ガタガタしている場合、洗濯機を使用するときに音が大きくなる恐れがあります。機種にもよりますが、多くの洗濯機は足の高さを調整できるため、水平になるように調整してみてください。

3.排水溝の流れが悪い

排水パイプが正しい位置に設置されていなかったり、排水溝にゴミが詰まっていたりすると、うまく排水されず振動が大きくなったり、排水の音がなったりという騒音に繋がります。排水パイプが排水溝よりも高い位置に設置されていないか、排水溝にゴミなどが詰まっていないかチェックしてみましょう。

洗濯機の騒音を見直そう

近隣トラブルの原因の一つとなり得る、洗濯機の騒音。洗濯する時間に気を付けるのはもちろん、少しでも騒音が抑えられるよう、洗濯機の使い方や設置環境を見直してみましょう。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。

監修：能美黎子（のうみれいこ/ Instagram）
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
編集：TRILL ニュース