旅館に宿泊する楽しみの1つが、豪華なおいしい食事ですよね。普段は味わえないような、贅沢な料理に心が躍ります。しかし、日本の伝統文化でもある懐石料理には、さまざまなマナーがあります。
そこで今回は、旅館での部屋食マナーをご紹介。正しいマナーを知っておくと、戸惑うことなくより料理を楽しめますよ。ぜひ参考にしてみてください。
料理を食べる順番は?
料理人やスタッフなど、プロの方が順番まで考えて提供してくれていることが多いので、料理は、基本的に出された順番で食べるのがおすすめです。
すべての料理がすでに用意されているのであれば、好みの順番で食べて問題ありません。また食事の提供方法は変更してもらえることがあるため、希望がある場合は、食事が始まる前に旅館のスタッフに相談してみましょう。
食後はお皿を重ねる?
料理を食べ終わったら、食器は片付けずそのまま置いておいて問題ありません。旅館で提供される漆塗りの食器は、重ねることで傷付いたり、割れてしまったりする恐れがあります。旅館のスタッフが片付けに来てくれるので、お皿はそのままにしておきましょう。
料理を残したい場合は?
料理の量が多くて食べきれない、というときもありますよね。その場合は、旅館のスタッフに一言断ってから残すと、印象がよいでしょう。料理を提供してくれたことへの感謝と、おいしかった旨を伝えるとスマートです。
部屋食のマナーを知っておこう
旅館で提供される料理は、宿泊客に喜んでもらえるよう、一つひとつ気持ちを込めて作られたもの。旅館のスタッフへの感謝を忘れず、正しいマナーを心がけて料理を堪能しましょう。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。
監修:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram)
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
編集:TRILLニュース