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たまにしか行かない“美術館”。注意すべき行動があるんです!《プロが教える》鑑賞のマナー

  • 2023.10.28
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写真:PIXTA

敷居が高いと思われがちな美術館。たまに足を運ぶと、鑑賞マナーやルールが分からず戸惑ってしまうことがありますよね。

そこで今回は、美術館の鑑賞マナーをご紹介。気持ちよく作品を鑑賞するために、知っておきたい基本的なマナーばかりです。

マナー1|撮影していいか、ダメか確認する

著作権保護の問題や、フラッシュが作品に与える影響などから、写真撮影は基本NGとしている美術館が多くあります。気づかず写真を撮ってしまい、それをSNSなどにアップしてしまう…なんてことになると大変です。展示室内のサインを確認するようにしましょう。

しかし、美術館や展示室によっては撮影が許可されている場合もありますが、その際もフラッシュをたいていいかは確認するようにしましょう。

マナー2|展示物への近づきすぎに気を付けて

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写真:PIXTA

基本的に、展示物には触ってはいけません。作品が傷ついたり、皮脂がつくことで変色したりする恐れがあるからです。作品に近づきすぎても、帽子のつばや洋服の裾、荷物などがぶつかる可能性があるので、要注意。

貴重な展示品に傷をつけてしまわないためにも、適度な距離を保ちながら鑑賞するようにしましょう。

マナー3|飲食はしない。飴やガムにも注意

もちろん展示室内で、お弁当やハンバーガーを食べ始める方はあまりいらっしゃらないかと思います。しかし、飴やガム、タブレットなどをうっかり口に含んだまま入場してしまうことは誰にでもあり得えますよね。

仮に悪気がなかったとしても、他のお客さんに訝しまれたり、スタッフさんに注意されてしまう可能性があります。基本的に飲食は美術館の外で行うよう、心がけておきましょう。

また、展示室内で飲み物を取り出すのもNGなので、水分補給も事前に済ましておくのがおすすめです。

マナー4|静かに鑑賞したいお客さんへ配慮する

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写真:PIXTA

美術館にはじっくり作品を鑑賞したい方や、一人で静かに鑑賞したい方も来館しています。しゃべること自体が禁止されていることは少ないですが、大きい声での会話は、周りの迷惑になります。

作品に感動し、同行者と気持ちをわかちあいたいことがあるかもしれませんが、周囲への配慮も欠かさないようにしましょう。

マナーを守って楽しく作品を鑑賞しよう

基本的には、美術館ごとに示されているルールや表示を守っていれば心配ありません。逆に言えば、鑑賞前に表示をしっかり確認しておく必要があるということです。マナーを守りながら、作品の鑑賞を楽しみましょう。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です
※記事内の画像はイメージです
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります


監修:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
編集:TRILL ニュース